2016年12月19日月曜日

TPPは復興努力に逆行


紙智子 参院議員
 「国民の願いを胸に」

 年の瀬に国会の会期延長を2度も行い、TPP(環太平洋連携協定)
の批准、年金カット法案、カジノ解禁推進法案を、国民の声も無視
して数の力で押し通した安倍政権に怒り心頭です。
 アベノミクスは破たんし、TPPも発効の見通しもない。原発再稼働
や輸出路線も行き詰まり、大きな前進があるかのようにぶち」上げた
日露の領土交渉も不調。それなのに、「世界で一番企業が活躍しや
すい日本をつくる」という安倍総理の執着心は変わりません。数を頼
みでおごる与党、その力関係を、どうしても変えなければとあらためて
思いました。
 臨時国会で最大の焦点であったTPP,参議院では全員で質問しようと意思
統一しました。食の安全、薬価、ISDSなど、入れ代わり立ち代わり
の質問に、「調査力がすごい」と驚く他党議員。参考人質疑で岩渕友さん(参院議員)が
「TPPが東日本大震災、東京電力原発事故から復興途上にある県の農林水産業に
どのような影響があるのか」と聞くと、日本消費者連盟共同代表の天笠啓祐氏は「被災
者は放射能で汚染されていない野菜や果物を作り出すことに大変苦労されており、
TPPは生産者の努力を無に帰す可能性がある」と答えられました。被災地の苦悩を
取り上げたことの意味は大きいです。
 TPPが復興に懸命に立ち向かう被災地の努力に逆行することは明らかです。
                    (しんぶん赤旗 2016.12.18掲載)

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