2019年4月16日火曜日

命とくらし守る政治へ


岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」

「復興以上に大事なのは議員」と発言し、事実上の更迭となった前五輪相の桜田氏。「最後は金目でしょ」「(大震災があったのが)東北でよかった」など、安倍内閣の閣僚による被災地と被災者を傷つける相次ぐ暴言に、福島でも「言語道断。辞任は当然」と怒りが広がっています。しかも下関と北九州を結ぶ道路、いわゆる「安倍・麻生道路」の「忖度」発言で辞任した前国土交通副大臣の塚田氏は、復興副大臣も兼務していました。安倍首相は「閣僚全員が復興大臣」といってきましたが、実際には支援の打ち切りが次々行われるなど被災地切り捨てが進められてきました。桜田氏の発言は、安倍政権の姿勢そのものの表れです。同時に、安倍政治の破たんと行き詰まりを示しています。
ところが、その任命責任が問われている首相自身が自らに関わる疑惑にふたをし、国民の声を聞かず、嘘とごまかしの政治を続けてきました。政治を私物化する一方で、消費税増税や国民健康保険料の値上げなどを国民に押しつけてきました。
「こんな政治はもう終わりにしたい」、安倍政権への怒りをどこでも感じます。この声に応えたい。いっせい地方選挙は後半戦です。大阪12区、沖縄3区補欠選挙も行われています。安倍政権に国民の厳しい審判を突きつけるチャンスです。選挙で勝利し、命とくらしを守る政治の実現へ。そして参議院選挙で安倍政治を終わらせる一歩を踏み出すために、全力を尽くします。