2019年7月31日水曜日

引き続き安倍政権退陣へ


紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」


参議院選挙で選挙区、比例区とも大激戦の中で、最後まで勝利のために力を尽くしてくださったみなさんに心から感謝を申し上げます。私は比例代表選挙で4選を果たすことができ貴重な議席をつなぐことができました。比例で現有議席5人から4人に減らし、北海道選挙区で畠山和也さんを、押し上げられなかった悔しさを必ず次の勝利につなげます。
安倍政権による9条改憲阻止、消費税増税中止、日米FTA交渉中止をはじめ、JR北海道の廃線を許さないたたかいなどを国民と連携して取り組みます。選挙の中で訴えてきた、「くらしの希望の三つの提案」の実現のためにも、道民、国民の窓口となって奮闘する決意です。
 23、24日は北海道、札幌市内の主な団体をはたやま和也さんと挨拶に回りました。25、26日は、東北6県を回り選挙の結果と、今後の決意を語りました。
どこでも「ひやひやしたけど、当選できて本当に良かった」「さっそく、国会へ要請に行くからね」など、温かい激励の声に接し、握手をしながら、議席を獲得できたことの重みを痛感しました。
東北では4選挙区で野党統一候補が勝利しました。安倍政権が重点地域に位置付け、人も金も集中してもなお勝てず、改憲勢力3分の2を崩したことも大きな確信です。
北海道は2017年の総選挙から押し返し、得票で27万台へ押し上げたことは、次への足掛かりとなるものです。安倍政権退陣へ、引き続き頑張りましょう。

2019年7月24日水曜日

届けなければいけない声があるから


畠山和也 前衆議院議員
「かけある記」


参議院選挙が終わりました。日本共産党は比例で一議席を減らしたものの、紙智子比例候補が四選を果たしました。北海道選挙区では多くのご支援を寄せていただきながら議席に届かず、申し訳ありませんでした。
 今回ほど、くらしの切実な声が寄せられた選挙もありませんでした。「年金が少ないから70歳を過ぎても仕事をしている」「月17万円もの奨学金を借りている。返せるか不安」など、足を止めて演説を聞いてくださった方が多かったのも特徴的でした。
 市民と野党が力を合わせる流れも強まりました。党の街頭演説で多くの方がマイクを握ってくださり、笑顔のエールが広がりました。全体として改憲勢力に3分の2の議席を占めさせなかったことは大きな成果です。共闘の流れは止まらないし、止めてはならない。この道こそ、新しい政治をひらく道!
 寄せられた切実な願いを国政に届けるため、これまで以上に紙智子議員との連携も強めます。市民の運動を広げるためにも力を尽くしたい。くらしが大変でも誰にも相談できない、仕方ないと思ってあきらめている――こういう方に、日本共産党の姿がより見えるような活動をしていきたいのです。届けなければいけない声があるのです。
 どんな結果でも、何度も立ち上がってきたのが日本共産党。私も新たな決意で前へ進みます。

2019年7月20日土曜日

政治変える思いこそ希望


岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 参院選は最終盤です。「少ない年金でやっと暮らして
いる。消費税上げられたら生きていけない」「娘が近くに
住んでいる。イージス・アショアはやめさせて」「この地域
でも戦争で亡くなった人がいる。戦争だけはダメだ」「人口
減少は農業を壊してきたから。農業を守ってほしい」どこで
も切実な願いと期待が寄せられています。この願いを実現
していく選挙です。
 18日に秋田の6カ所の街頭から訴えたところ、合わせて
200人の方が熱心に聞いてくださり、「一緒に頑張ろう」
とみなさんから声をかけられました。
 候補者のみなさんの大奮闘にも胸が熱くなります。野党統一候補のみなさんが、
共産党の演説にうなずき、「そうだ!」と拍手してくれる。共闘は確実に前進して
います。みんなが同じ思いでたたかっている。政治を変える希望はここにあります。
 選挙中、党は97回目の創立記念日を迎えました。命がけで反戦平和を貫いてきた
ことの重みを改めて感じます。国民が主人公、男女平等などを戦前から掲げ、たた
かってきました。この党を大きくしたい。一人ひとりが政治を変える力を持って
います。みんなで政治を変えるときです。
 (7/20付 しんぶん赤旗より掲載)
 

2019年7月15日月曜日

反戦平和を貫いて党創立97年


岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」


国会に送っていただいて3年。何度、法案の強行採決を経験してきたでしょうか。TPP、共謀罪、働き方「改悪」、カジノ、漁業法など、「もっと議論をする必要がある」「こんな法案おかしい」という国民の声を聞かずに、数の力でなんでも強行してきたのが安倍自公政権です。
与党にもいろいろな考えを持つ国会議員がいるでしょう。しかし、「もっと国民の声を聞こう」「考えよう」と言った議員はいませんでした。国民よりも政権が優先され、何も言えずに強行採決の一人となる議席がいくら増えても、政治は変わらないし、くらしはよくなりません。
どんなに強行採決されても、市民と野党はあきらめずに声をあげ続けてきました。市民と野党の共同は、悔しさを経験するたびに強くなり、豊かに発展してきたと感じています。
市民と野党が力をあわせてこそ政治を変えることができる。この立場を何があってもぶれずに貫いてきたのが日本共産党です。この立場は綱領にすでにあったものです。この党を伸ばしていただければ政治は変わります。
7月15日、97回目となる党創立記念日を迎えました。私が最初にもった日本共産党の印象は「戦争反対」。後に命をかけて反戦平和を貫いた党だと知りました。この国の主人公は国民だ、男女は平等だ、97年前から掲げてきたことは今では当たり前のことです。しかし、その実現はまだこれからの課題です。市民と野党が本気で力をあわせて政治を変えるときです。

2019年7月11日木曜日

期待大きく共闘も前進


岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」

 旭川で候補者と訴えてきました。候補者はもちろん、スタッフのみなさんも元気いっぱい。候補者カーに随行していくと、手を振る方がこんなにもいらっしゃるのかと驚きました。信号が変わるまで手を振りつづけてくれる方もいて、期待の大きさを感じました。
これまで共闘をともに進めてきた方も期待を寄せてくださっています。「戦争させない市民の風・北海道」の川原茂雄共同代表が、山口たか共同代表も一緒に訴えてくださいました。自民党候補を破って勝ってほしい。多くの方の思いになってきています。
論戦も盛り上がってきました。年金問題は大争点です。「たたでさえ切り詰めながら生活しているのに、どうやって2000万円貯めろっていうの」「こんな少ない給料で貯金するなんて無理」など、あらゆる世代の方から不安と怒りの声が寄せられています。
日本共産党は減らない年金にするために、マクロ経済スライドの廃止を訴えています。党首討論では、この提案に枝野さんが、検討してみたいと言いました。一方、安倍首相はバカげた政策と言うだけで、国民の願いに正面からこたえようとしていません。減り続ける年金か、それとも減らない年金か、このことが問われています。
7月1日付のかけある記で、党書記局長の参議員決算委員会の質問がツイッターで拡散されていることを紹介しました。7日時点で647万件、約200万件も増えています。おもしろくなってきました。

2019年7月6日土曜日

新しい政治を切り開くチャンス


岩渕 友参院議員
「国会かけある記」

 いよいよ政治戦が始まりました。市民と野党の
共闘と日本共産党の勝利で安倍政権を退陣に追い
込み、新しい政治を切り開くチャンスです。
 100年安心と言われながら、生活できない
年金制度への不安と怒りは大きいものがあります。
年金制度の立て直しを訴えた党書記局長の参議院
決算委員会での質問動画は、30日時点で465万件も閲覧されています。
2分余りの動画は、生活できない年金制度をどう立て直すのか提案した部分を
紹介しています。安倍政権がまともに答えず、対案を示さないなかで、年金問題
をどうするのかということが求められているのだと思います。
 先日、宮城県石巻市の演説会で、鹿島台町の町長をやられていた鹿野文永さん
が応援演説に立って、「日本共産党は大人の党だ。安倍政権をただ倒すんじゃない。
希望を示しながら倒すと言っている。そのために選挙区で下ろした。失望を希望に
変える党だ」と言ってくださいました。
 ある県の野党統一の方は、日本共産党の演説会で「比例は日本共産党と広げて
ほしい。選挙区を棄権する人はいない。日本共産党と書いてくれた方は必ず私の
名前を書いてくれるはずだ」と訴えてくれたそうです。心通い合う共闘が広がり、
日本共産党を伸ばすことができる可能性は大きいと感じます。
 日本共産党がどんな社会をつくろうとしているのか大いに語り合いながら、
必ず勝利し政治を変えるたたかいへ。私も全力で頑張り抜きます。