紙 智子参院議員
「国会かけある記」
道府県議選、政令市議選の告示日に、私は十勝へ飛び
ました。
北海道の農業を支えるこの十勝から、TPP反対の意思表示を
日本共産党の議席獲得で示しましょう!と訴えました。
十勝は、TPP撤退へのオール十勝の世論と運動を発展
させ、オール北海道への運動をリードする役割を果たして
きました。
民主党政権時代に、TPPが打ち出された時、いちはやく
十勝総合振興局が十勝管内への影響試算を行いました。
小麦、ビート、ジャガイモ、酪農、肉牛、豚など対象に、
生産額、関連産業、地域経済など全体で5,037億円の
マイナスになる、雇用で40,400人の雇用の場がなくなり、
地域経済を壊すものになると指摘しました。私もこの試算を国会質問で取り上げ
ました。
農家の苦悩の声、「今まで冷害や日照りで作物がとれないことがあっても、雪が溶け、
春が来るとまたがんばれた。しかしTPPは、違う。政治によって、くらし、地域を
破壊されたら、もとにもどれない。孫子の代に取り返しのつかないことを許しては
いけない」との訴えがよみがえります。
日本共産党十勝地区委員会が主催する「食と農の集い」は20回を重ねました。
広く案内活動を行い、近隣の町長、役所の職員、農協組合長など参加する事が定着
しました。
ここから日本共産党の道議が誕生したら、間違いなく十勝を変え、道政を変え、
安倍政権の暴走を止める力になることは間違いありません。