2020年1月29日水曜日

政治を変えて学校に余裕を


畠山 和也 前衆議院議員
「かけある記」

各地の党と後援会による「新春のつどい」へ足を運ぶと、思わぬ出会いがあります。教員として勤めていた苫小牧では「先生にはお世話になりました」という方が。教え子のお母さんでした。懐かしく教え子の顔を思い出しました。
 私がいたころの学校には余裕があったように思えます。しかし今や、過剰なまでの授業時数の確保、初任者や免許更新のための研修、部活動や学力テスト対策、毎日おこなう授業の準備などのほか、評価制度の導入によって先生たちが安心して語り合えない状況さえも生まれています。
 昨年、成立させられた「一年単位の変形労働時間制」は、この長時間過密労働を固定化しかねません。ある高校の校長先生は「学校に閑散期などありません。夏休みも進学講習や、就職に向けて履歴書作成などを教えるため、担任は朝から出勤しています」と話されました。導入には無理があるのです。
 共同の輪が広がっています。この問題を通じて、北海道教職員組合とは初めての懇談をおこないました。率直な意見交換もあり、道議会での共同も話題になりました。豊かな教育をめざす点では根っこで同じです。安倍政権を変えて学校に余裕と笑顔を! そのための共同が当たり前となるように力を尽くしていきたい。
 今月8日、札幌教育文化会館で「教職員の変形労働時間制を考える集い」を午後1時半からおこないます。畑野君枝衆議院議員が報告します。ぜひ多くの方に、お越しいただきたいです。

2020年1月25日土曜日

ぐっと深まった共闘


岩渕 友 参議院議員
「国民の願いを胸に」
 
 日本共産党第28回党大会の熱気が冷めないまま、通常国会に突入しました。
 開会日、党大会であいさついただいた碧水会の嘉田由紀子代表にお礼をいうと、「すごく活気のある大会でしたね。共産党さんは草の根で活動されていることがよく分かります。中村喜四郎さんがあいさつしたのは驚いたわ」と返ってきました。
 綱領改定案の感想を寄せてくれた国民民主党の木戸口英司議員にもお礼を言うと、「まさか私の感想が『赤旗』の1面で紹介されるとは。お互いの違いを認め合いながら力を合わせていくことが大切ですね」と言われました。
 大会期間中にも野党共闘がぐっと深まったことを感じます。通常国会の冒頭、野党は衆議院に「カジノ廃止法案」を共同提出しました。共闘は、通常国会でもさっそく力を発揮しています。
 一方、安倍政権は悪くなるばかり。どの問題でも説明責任を果たすどころか、まともに答えません。施政方針演説ではオリンピックを連呼。「復興五輪」に言及したところでは、議場から「被災地はどうなっているんだ!」と声が飛びました。被災地の実態について一言も触れることができず、実際には国によって被災地・被災者の切り捨てが進められています。
 市民と野党の共闘で安倍政権を追いつめ、ウソやごまかしだらけの政治を終わりにする、新しい政治への展望を切り開く国会へ。私も全力を尽くします。

2020年1月22日水曜日

深まる野党共闘


岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」

 
歴史的な第28回党大会。私は参議院のODA調査でアルゼンチンとペルーへの派遣日程と重なりましたが、党大会に合流するまでの間、インターネットで、笑いあり、拍手あり、歓声ありの党大会の様子を視聴しながらワクワクし、後半2日間は熱気に直接触れることもできました。

日本のニュースもインターネットがあれば世界中どこでも見ることができます。ODA派遣に一緒に参加していた自民党議員から「ネットニュースで党大会のこと見ましたよ。大会は終わったんですね」と言われましたが、「党大会は5日間です。まだ始まったばかりです」と言うと驚いていました。
20日からはじまった通常国会。党大会で挨拶をいただいた碧水会の嘉田由紀子代表にお会いしたのでお礼を言うと、「すごく活気のある大会でしたね。共産党さんは草の根で活動されていることがよく分かります。中村喜四郎さんが挨拶したのは驚いたわ」と話していました。綱領改定案の感想を寄せてくれた国民民主党の木戸口英司議員にもお礼を言うと、「まさか私の感想が赤旗の一面で紹介されるとは。お互いの違いを認め合いながら力をあわせていくことが大切ですよね」と話してくれました。大会期間中にも野党共闘がぐっと深まった気がします。
国会開会日の朝、野党は衆議院に「カジノ廃止法案」を共同提出しました。これまでなかったことです。市民と野党の共闘で安倍政権を徹底追及する国会へ。私も頑張ります。

2020年1月15日水曜日

国民のためのまっとうな政治へ


紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」

2020年がスタートしました。昨年の1月は足を骨折したため、毎年続けていた元旦宣伝に参加できませんでした。参議院選挙の年なのに歯がゆい思いで過ごしました。
 今年は、元旦から宣伝や新年交礼会、党の旗開き、中央卸売市場の初競りや、各地で行われた新春のつどいなどに参加し、皆さんの思い、願いを聞くことが出来ました。
石狩市の新年交礼会では、各党がそろって挨拶をしました。私は「北海道は本格的な冬ですが、国会はまだ桜が散っていません。『桜を見る会』では政治の私物化とモラル崩壊が明らかになりました。政治はだれのためにあるのでしょう。国民のために行われるべき政治を私物化してはいけません。力を合わせてまっとうな政治に変えていきたい」とあいさつしました。テーブルを回って行くと、「桜を見る会にしても、カジノ疑惑にしても、我々を何だと思っているのか、国民を馬鹿にしているとしか思えない。徹底して追求してほしい」と声をかけられました。
小樽の後援会の新春のつどいでは、診療所の医師が、銃弾に倒れた中村哲医師の偉業に触れ「海外への自衛隊派遣がかえって海外にいる日本人のいのちを危険にさらすことになる」と語っていたことを紹介し、自衛隊派遣阻止、9条改憲阻止を呼びかけました。
党大会が終われば、20日から、国会が始まります。市民と野党の共同で安倍政権を退陣に追い込み、新しい政治への道を開きましょう。

2020年1月11日土曜日

先輩が教えてくれた


畠山 和也 前衆議院議員
「国民の願いを胸に」
 
 「畠山くん、侵略戦争に日本共産党が反対していたことを知ってる?」-私が宮城教育大学に在学中、先輩のこの一言が党を知る始まりでした。「共産党」といえば中国の天安門事件が頭に浮かんでいた私にとって、とまどいと驚きの一言でした。この一言がなければ今の私はなかった、と言っても過言ではありません。
 その先輩が昨年末、病気で亡くなりました。亡くなる直前まで、こども食堂の支援や新日本婦人の会の活動に熱心にとりくんでいたそうです。「私を左と呼ぶ人間の方が右なのよ」と強がっていた在学中の姿が目に浮かび、寂しい気持ちになりました。
 中東情勢が緊迫するもとでも、自衛隊の派兵方針を変えようとしない安倍政権。9日、道労連主催のピースアクションには、緊急の呼びかけにもかかわらず150人もの方が集まりました。黙っていられないとばかり、デモでは、いつも以上の大きな声が札幌中心街に響きました。
 一人の声は小さくても、これだけ集まれば百㍍先まで声は届く。もっと世論が高まれば、政治を動かす力になる。おかしいと感じた一言や、やればできるという一言が誰かの心の扉を開くことがある。それを先輩が教えてくれて、今は私が伝えていく番です。
 戦争反対!自衛隊を送るな!思いっきり大きな声を上げて、平和に背く政治を必ず変えましょう。

2020年1月8日水曜日

やりがいのある年、希望へ続く年


畠山 和也 前衆議院議員
「かけある記」
 
衆議院の解散・総選挙がありうる一年が始まりました。「桜」疑惑やカジノ汚職などで汚れまくった安倍政権を、必ず終わりにする年にしたい。今年もよろしくお願いします。
 紙智子・岩渕友の両参議院議員と宣伝や年始のあいさつにまわり、札幌卸売市場の初競り式にも顔を出しました。仲卸業者をまわると「今年は共産党の年だね」「がんばってよ」と激励も次々。豊漁・豊作と商売繁盛を、いっしょに願いました。
 ある店先では女性の方が「戦争のない国にしてほしいよ」と話し始めました。先日、米国が空爆でイラン司令官を殺害し、一気に緊張感が高まっています。世界のツイッターでは「第三次世界大戦」がトレンド入りしているほどのなか、自衛隊を中東へ送ると決めた安倍首相はゴルフを満喫していました。
 北海道では今月、オスプレイも含む日米共同訓練が予定されています。隊員の参加は過去最大規模で、まさに全道の演習場化です。安倍政権のもと、このまま米国いいなりに戦争へ加わるような道など絶対に許されない。まして憲法九条の改悪だなんて!
強がったフリをしている安倍首相ですが、内心は国民の反撃を怖れているはずです。市民と野党がまとまることや、日本共産党が力をつけていくことを怖れているはずです。国会論戦から逃げまくった年末の姿は、安倍首相の弱さの表れだったではありませんか。やりがいのある、希望へ続く年の幕開けです。私も元気に、全道をかけまわります。

2020年1月4日土曜日

2020年新春メッセージ「かけある記」



紙 智子 参議院議員
  「社会変革の大波を作る年に」

 新年おめでとうございます。今年は党大会の年です。参議院選挙と臨時国会を経て、さらに進化した野党共闘の力で安倍政権にかわる新しい連合政権への道を開きましょう。森友・加計問題「桜を見る会」、政治の私物化、安倍政権のモラル破壊を許しません。TPPなど歯止めなき自由化路線は中止、経済主権の尊重を!鉄路を守りカジノは断念、北海道農業と地域経済を守り、北海道から社会変革の大波を作るため力を合わせましょう。


岩渕 友 参議院議員

「みなさんの声をまっすぐ国政へ」

「桜を見る会」での追及、大学入試への英語民間試験と記述式の導入延期、4国会連続で憲法審査会での自民党改憲案提示を見送りに追い込むなど、市民と野党の共闘が安倍政権を追いつめています。
さらなる共闘の前進で安倍政治を終わらせ野党連合政権の実現へ、来たるべき総選挙勝利のために紙智子参院議員、畠山和也衆院北海道ブロック予定候補と力を合わせます。
みなさんの声をまっすぐ国政へ。引き続き全力を尽くす決意です。

  畠山 和也 前衆議院議員
  「新しい政治への道は見えている」

 年明け早々に、オスプレイを含む日米共同訓練がおこなわれようとしています。昨年末にはロシアが、安全操業のもとなのに根室市のタコ漁船を連行しました。米国やロシアにモノ言えない安倍政権の一方で、ハラスメント禁止や気候変動対策を求めて行動した若い世代の何と頼もしいこと。新しい社会への準備は進んでいます。今年こそ安倍政権を変えて、一人ひとりの尊厳や地域社会が守られる政治へ。今年もよろしくお願いします。