畠山和也衆院議員
「政府に決して余裕はない」
19日午前2時ずぎにもかかわらず、戦争法成立直後の
国会周辺は「採決撤回!」などのコールが続いていました。
ガッカリというより怒り。悲壮感というより新たな決意。
私たち国会議員が駆けつけたときも「がんばろう!」との
大きな声が聞こえました。
「秘密保護法のときより規模も勢いも増している」。デモの激励で隣に並んだ赤嶺政賢衆院議員が教えてくれました。5月ごろの
デモの激励には、躍進した日本共産党議員団がズラリと並び
ました。反対世論が広がるにつれて、民主党議員もズラリと並
ぶようになりました。集会では他党議員とも手を上げて、ともに
たたかう姿勢を示しました。
国会の最終盤は「がんばれ野党」のコールが聞こえてきました。
こういうコールも初めてとのこと。政府・与党には決して余裕はなかったはずです。
それが、証拠の強行採決!
日本共産党が打ち出した「戦争法廃止の国民連合政府」の提案を受けて、民主党・
岡田代表も話し合いに応じるようです。今後のことは何とも言えませんが、ハッキリ
しているのは国民の声が政治を動かしているということ。相次ぐ躍進で日本共産党
議員団が増え、陰に陽に重要な役割を果たしてきたことも胸を張ってお伝えしたい。
議員会館を出ると、東京も秋の風。初めての通常国会も閉会を迎えます。
(しんぶん赤旗 1015.9.26掲載)