2016年3月28日月曜日
実感!野党共闘
畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」
衆院北海道5区補選投票まで1カ月をきりました。安倍
政権の暴走を止める、大きな意義を持つ選挙。池田まき
さん押し上げに、残された期間頑張りたい。
当別町の演説会場には、民主党のロゴが入った連名
ポスターも張られ、資料袋には池田まきさんを紹介する
社会新報も。日本共産党の演説会に、です。会場いっぱい
の熱気に、私の訴えにも力が入りました。
江別市では、5野党女性議員らの合同街頭宣伝もおこ
なわれました。維新・松木けんこう衆院議員が事前に宣伝を行い「共産党の志位さんが学費問題を取り上げています」とまで紹介してくれ
ました。髙橋千鶴子衆院議員は、会場に来ていた橋本美香
さんの名を上げて、立候補を取り下げまでして「たたかう以上はとことんやります」
と力強く訴えました。
安倍首相も、与党も焦っている感じが伝わってきます。恐れているのは野党の
共同とともに、多くの国民が主体的に行動しているということです。ここで負ければ
参院選にも影響を与えるでしょう。首相が頭に描いたシナリオが崩れていきます。
先日、子ども連れのママパパが「保育園に落ちたの私だ」と書いたプラカードを
持って国会内で集会を開きました。野党がそろって訴えに耳を傾けました。
だんだんと広がる共同の輪。新しい政治を切り開きましょう。
(しんぶん赤旗 2016.3.27掲載)
2016年3月24日木曜日
TPP「国会決議違反」が8割、批准阻止の闘いを
紙智子 参院議員
「国会かけある記」
3月20日付しんぶん「赤旗」の日曜版で道内JA(農協)
組合長を対象にしたTPP問題でのアンケート結果を掲載
しています。
「国会決議違反」と答えた組合長が八割。昨年の「大筋
合意」以来、安倍内閣は政府を上げて、TPP政策大綱を
携えて「大丈夫だ!大丈夫だ!」と「説明」してきたにも
かかわらず、やっぱり「国会決議を守れなかった」と答え
たのは8割、ほぼ100%が「TPPの影響は重大」と答え、
しかも8割を超す組合長が安倍政権の農業
政策に対し「評価しない」と答えていることは、政権に衝撃
を与えているでしょう。私も国会で質問したことが、裏付け
られる結果でもあり、大いに励まされます。
衆議院では、TPP特別委員会を設置し、審議を進めようとする
動きが伝えられています。国会論戦とともに、国民の世論と運動が、批准阻止へ
情勢を動かすことになります。
とりわけ、全国注目の中で、迫っている衆議院5区の補欠選挙は、地域の特徴
としても、札幌のベッドタウン地域であると同時に、千歳・恵庭を含む自衛隊駐屯地
がある地域であり、農業地域が広範囲に広がるところです。選挙の結果が、
安保法においても、TPPにおいても安倍政権の戦略に大きな影響を与える事は
間違いありません。
安倍与党勢力VS野党と市民の対決構図が鮮明です。野党統一候補の池田まき
さんを勝利させ、「安保法廃止!」「TPP阻止!」「安倍政権打倒!」へつなげ
ましょう!
2016年3月22日火曜日
制度の〝縛り〟なくそう
紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」
東日本大震災・福島原発事故から5年がたちましたが、約17万
人が避難生活を余儀なくされています。16日の予算委員会で、
仮設住宅から災害復興住宅など恒久住宅に移れない被災者の
苦悩を告発しました。
なぜ被災者が災害復興住宅に入れないのか。高い入居資格が
ハードルになっています。国は災害復興住宅の建設戸数を決める
にあたって、「滅失した住宅」を基準にしています。
入居者資格も「滅失した者」です。
「『滅失』とは住んでいた住宅が、全壊、全流出、全焼か、半壊、
または大規模半壊であって、解体を余儀なくされたもの」となって
いるために、住めない状態にもかかわらず、災害復興住宅に入れ
ません。入居者資格を示した文書に「被災者の実情にあわせて」などと書き込むよう
提案すると、与党席からも「そうだな」とうなずく姿がありましたが政府は消極的。
また、家賃補助をすべきではないかと聞くと、「みなし仮設は災害復興住宅に位置
づけて、家賃が軽減されるようにできる」と答えましたが、民間の賃貸家賃補助までは
答弁しませんでした。
被災者を制度で縛るのではなく、被災者の実情にあわせて制度の「しばり」をなくす
べきです。仮設住宅の入居の期限が、3月末、5月末など、すでに被災者に通知が届い
ている中で、具体的な解決が急がれています。
(しんぶん赤旗 2016.3.20掲載)
2016年3月18日金曜日
原発事故がなければ
いわぶち友 日本共産党福島県委員会常任委員
(参議院比例予定候補)「北海道・東北」
「かけある記」
東日本大震災津波と東京電力福島第一原発事故から
5年が経ちました。犠牲になられた方々に哀悼の意を
表するとともに、みなさんのご支援に心から感謝申し
上げます。
比例候補になり初めて岩手県と宮城県の津波被災地
を訪れることができました。「津波で助かった命だから
これ以上の犠牲を出さない」とみなさんが頑張って
います。福島県では加えて原発事故と放射能、国と東京電力と
たたかってきました。
3月11日、南相馬市原町の原発ゼロ金曜行動に参加
しました。南相馬市には原発事故で避難が続く小高、かつて避難地域に指定されて
いた原町、それ以外の鹿島があります。同じ市民が分断されました。3月11日だから
こそ原発ゼロと声をあげたいという思い。目の前を通る車から次々に手が振られます。
原発事故さえなければ失うことのなかった命があり、当たり前のくらしがあります。
この5年間、一人一人が経験してきたこと、思いのどれもが原発ゼロの十分な理由に
なります。これは福島県だけの話ではないと思います。福島原発事故をきっかけに
原発ゼロの運動が大きく広がり、原発がなくても大丈夫だということを証明しました。
大津地裁が高浜原発3、4号機の運転差し止めを決めましたが、国民の運動が
政治を動かしています。原発ゼロを政治決断し、福島切り捨てをやめさせて復興を
進めるためには安倍政権を倒さなくてはなりません。命がかかった参議院選挙です。
必ず勝たなければとあらためて決意しています。
2016年3月10日木曜日
5年の重みを受け止めて
畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」
東日本大震災と福島第一原発事故から5年になります。
11日は宮城県石巻市での追悼式へ。くらしと生業の
復興へ、どれだけ力になれただろうかと自問の日々です。
福島などから北海道へ避難されている方々と、お話をする
機会がありました。今もなお正確な実態を調べない政府や、
欺(あざむ)かれ続けてきた東京電力への強い不信感。
避難者同士でも賠償などの差から生まれる様々な感情。
安倍首相の「最後まで被災地に寄り添う」との言葉が白々
しく思えます。
誰を頼ったらいいかわからない苦労続きの5年のなかで、避難者・支援者
で励ましあった話も聞きました。
党派を問わず被災者の立場で行動している議員の話も出ましたし、私もさらなる努力を
約束しました。
驚いたのは、避難者みずからが自分の体験をふまえて「このまま安倍政権を続けては
ならない」と、衆院道5区補選で池田まき予定候補の応援に駆けつけていることです。
「自民党は一軒一軒、まめに歩いているんだから負けずに歩こう」と呼びかけている
福島県の女性。「共産党が本気だから、私たちも本気でがんばらなきゃ」とは宮城県
から避難されてきた女性。聞いていて胸が熱くなりました。
命の危機と大切さを痛感したはずでした。今もなお、原発事故だって収束して
いない。それなのに消費税増税やTPP、社会保障改悪に原発再稼動など、被災地
に寄り添うどころか突き放す安倍政権こそ、国民の手で突き放そうではありませんか。
5年の節目を前に
いわぶち友 日本共産党福島県委員会常任委員
参院比例予定候補「北海道・東北」
東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故から5年の
節目を前に、原発事故で全町避難をしている浪江町の仮設
住宅と避難地域に行ってきました。
「農業をやって60年以上、本当に骨の折れる仕事
だった。
耕してきた土を除染だからといって取られることがどれ
だけ悔しいか」と話す80代の女性。除染や家屋の解体が
進む一方で、田んぼの上には除染した土や草などを詰め
込んだフレコンバッグが積みあがっていきます。くらしや生業(なりわい)が戻らなければ復興とはいえません。
訪問した仮設住宅に住む世帯はかつての7割弱。
これからどうするかみなさんが悩んでいます。「この仮設住宅から孤独死を出し
たくない。最後まで見守りたい」と話す自治会長さん。命を守る努力が行われる
一方で、安倍政権が次々と原発再稼働を進めています。
再稼働させたとたん緊急停止した高浜原発4号機。運転から40年以上の原発も再稼働
させようとしています。命までも奪った原発事故を繰り返してはなりません。
即時原発ゼロの政治決断を!安倍政権に鋭く迫り続ける日本共産党を参院選挙で
躍進させて、「政治を変える」というみなさんとの約束を必ず果たすため、全力で
頑張り抜きます。
(しんぶん赤旗 2016.3.6掲載)
2016年3月7日月曜日
国民の勝利へ!「野党共闘」をさらに前へ
森つねと 道国政相談室長
「かけある記」
安保法制=戦争法廃止、安倍政権打倒のための5野党合意に
心が震えています。「反ファシズム統一戦線」ともいえる
もので、独裁政治から日本を救う希望の光が見えてきました。
「野党合意」を受けてさっそく、札幌・日高・苫小牧での
キャラバンへ。
いわぶち友さん(参院比例予定候補)も一緒です。多くの
有権者のみなさんと語り合いましたが、その反響は予想を
超えるものでした。
「安倍はだめだ」「共産党が一番だよ」―。街頭から訴えると、
忙しい朝の時間帯にも関わらず次々声がかかります。
札幌駅前で訴えを終えると、演説を聞いていた70代の男性が
声をかけてくれました。
「今度は共産党に入れる。初めてだよ」
共産党は「大嫌いだった」という男性。しかし、この間の国会論戦と「野党合意」を
めぐる対応で評価が一変します。
「志位委員長はよく決断してくれた。安倍政権を倒さないといけない。共産党が1番
まともだけど1党では勝てない。だから、1人区で協力するというのは大きいよ」
男性は居酒屋で自分の思いを友人に語り、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論
の末、その場にいた12人全員が日本共産党支持を決めたそうです。感動のあまり
手を差し出すと、「共産党と握手するのも初めてだ」と笑いました。
国民みんなで手をつなぎ、安倍政権を必ず倒したい。野党共闘を前へすすめ、
国民連合政府をつくるために、日本共産党を伸ばしてください。
2016年3月2日水曜日
やはり「国民の声」です
畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」
野党5党が安保法制=戦争法廃止や安倍政権打倒、自民・
公明と安倍政権補完勢力を少数派にし、選挙協力を進める
ことで合意しました。衆院道5区補選でも日本共産党は共同
候補として池田まきさんを推薦することとしました。
全国注目の選挙戦。必ず勝ちたい。
予定候補として活動されてきた橋本美香さんの「戦争法
廃止のためなら何でもやる」との決意に、多くの方が励ま
されてきました。私もその一人。共同候補を野合のように
言う人もいますが、ここに至るまでの国民と政党、そして予定候補の努力と本気さを理解していないのかもしれません。
衆議院予算委員会の地方公聴会で高松市の会場へ。「どこ
でも商店街が大変になったのは大店法廃止があったからだ」「TPP(環太平洋連携
協定)が嫌い。農業を守ってこそ先進国」など、自民党政治への批判が相次ぎ
ました。与党議員がシュンとして聞いているように見えました。国会では多数の議席
があっても、決して安倍政権が盤石なわけではありません。
先日、予算委員会分科会で北海道夕張市の財政再生問題について、夕張市民から
湧き起こっている怒りの声と、夕張市の歴史を取り上げました。高市総務大臣からは、
しんみり「しっかり市と協議したい」と答弁がありました。政治を動かすのは、やはり
国民の声です。
(しんぶん赤旗 2016.2.27掲載)
2016年3月1日火曜日
「安倍すぎる」政治終わりに
紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」
「あまりにも安倍すぎる人」-。人のいうことはいっさい聞か
ず、自分の言いたいことだけを主張する人をさす言葉で、
中学、高校生の間で流行しているといいます。
こんな、政治をこのままにしておいていいわけがありません。
東北6県合同の「TPP東北シンポジウムin秋田」は、その
思いを発信するタイムリーな企画でした。野党5党の「安保
法廃止」「安倍政権打倒」をめざす合意が発表された直後
でもあり、会場いっぱい約350人が参加しました。
米農家として地元でリーダーシップを発揮してこられた、
元仁賀保農協組合長の佐藤喜作さんは、「今の政治は最悪の危機をむかえている、
毒種子とも言える法案は、発芽させてはいけない、育ててはならない」と、
集団的自衛権やTPP大筋合意、農協法、農地法改悪等をあげました。
山形庄内の医療生協の岩本鉄矢専務理事は、アメリカ製薬会社による薬価改定へ介入
や高額医薬品の保険外しなどTPPによる医療への影響について報告しました。
秋田県立大学の長濱健一郎教授は「TPPによる秋田県農林水産業への影響試算」を
紹介。秋田市のアンケートでは「強い不安を感じる」、「どちらかと言えば不安を
感じる」が64.4%です。国民の声を聞かない政治は一刻も早く終わらせなけれ
ばなりません。
(しんぶん赤旗 2016.2.25掲載)
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