紙智子参院議員
「国民の願いを胸に」
通常国会が始まり、またもや不正が発覚しました。
毎月勤労統計の不正により、雇用保険や労災保険の
被害が2000万人におよびます。昨年の賃金の伸び
率がかさ上げされていたことになり、実質賃金はマイ
ナスだった可能性があります。
それなのに消費税10%増税など、とんでもない。
第三者の調査というのも厚生労働省のお手盛り。うそと
偽り、忖度(そんたく)政治を許すわけにはいきません。
2日は、日本共産党宮城県委員会主催した災害シンポ
ジウムに参加してお話ししました。東日本大震災から間もなく8年になろうと
しています。各地で災害が相次いでいます。北海道でも昨年震度7の胆振東部
地震とブラックアウト(全道停電)がありました。自然災害と人災は違います。
自然災害に備えて被害を減らす対策が軽視されていました。
東日本大震災では、今も仮設住宅での暮らしを余儀なくされている皆さんの苦難、
医療費の打ち切りや子どもの心のケア問題、災害援護支援金の返済が被災者の生活
を圧迫しつつあります。まだまだ支援が必要です。実態に合わせた対応が求められ
ています。
シンポジウムが終わると山形に向かいました。もっと早く行きたかったので
すが、足を骨折したために遅くなりました。多少の不安はありましたが、演説
会で、鶴岡のみなさんの顔を見て、激励をいただき元気をもらいました。