2019年7月24日水曜日

届けなければいけない声があるから


畠山和也 前衆議院議員
「かけある記」


参議院選挙が終わりました。日本共産党は比例で一議席を減らしたものの、紙智子比例候補が四選を果たしました。北海道選挙区では多くのご支援を寄せていただきながら議席に届かず、申し訳ありませんでした。
 今回ほど、くらしの切実な声が寄せられた選挙もありませんでした。「年金が少ないから70歳を過ぎても仕事をしている」「月17万円もの奨学金を借りている。返せるか不安」など、足を止めて演説を聞いてくださった方が多かったのも特徴的でした。
 市民と野党が力を合わせる流れも強まりました。党の街頭演説で多くの方がマイクを握ってくださり、笑顔のエールが広がりました。全体として改憲勢力に3分の2の議席を占めさせなかったことは大きな成果です。共闘の流れは止まらないし、止めてはならない。この道こそ、新しい政治をひらく道!
 寄せられた切実な願いを国政に届けるため、これまで以上に紙智子議員との連携も強めます。市民の運動を広げるためにも力を尽くしたい。くらしが大変でも誰にも相談できない、仕方ないと思ってあきらめている――こういう方に、日本共産党の姿がより見えるような活動をしていきたいのです。届けなければいけない声があるのです。
 どんな結果でも、何度も立ち上がってきたのが日本共産党。私も新たな決意で前へ進みます。