2019年9月7日土曜日

「鉄路守れ」こぞって


畠山 和也 前衆議院議員
「国民の願いを胸に」

 選挙の応援で妹背牛(もせうし)町へ行った際に利用したJR深川駅は、JR北海道がバス転換を狙っている留萌本線が通ります。駅前の商工センターには、「守ろう活(い)かそうJR留萌線」の大きな垂れ幕が掲げられています。
 駅構内で2枚のポスターが目につきました。一つは、市民が団体乗車すれば割引きすると利用を促す深川の市のポスター。もう一つは、日高本線が災害で代行バスを走らせているとのJR北のポスターです。
 JR北のものは4年前から張っていて日焼けして白くなり、おわびの文字もかすんでいます。鉄路だけでなくポスターも直さないのかと、思わず苦笑いです。
 公共交通としての鉄道を守れ、災害復旧は優先しておこなえー3日、札幌での緊急集会は熱気に包まれました。日高本線、函館本線・山線をめぐる現状の報告をうなずいて聞く参加者の姿。町づくりや農産物輸送からも鉄路は必要だとの具体的な提起。日本共産党の私と新社会党道本部の小柳政行書記長も連帯のスピーチをしました。
 池田拓・浦河町長は住民懇談会で、日高本線を残す意義を熱く語られたと聞きます。利用促進の努力をしている自治体や住民団体、通学の高校生、通院に使う高齢者や障害者、そして観光にこられる方々の誰もが鉄道を必要としています。戦闘機を爆買いする金があるなら鉄路を守れ!