紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
2015年、国会を何万人もの人々が取り巻き、「憲法壊すな!安倍はやめろ!野党は共闘!」とのコールが響いた安保法制に反対するたたかいも、すごかったですが、今回の検察庁法改悪に反対する市民、国民のたたかいも、経験した事のない大きな変化だと思います。
新型コロナ感染症で、人々が集まれない中、ツイッターデモで反対世論が広がり、あっという間に何百万人規模へ。ついに政府は今国会での改悪案の強行をあきらめました。しかも、けしからん事に安倍総理が検事総長にしようと思っていた黒川弘務氏が緊急事態宣言のさなかに賭けマージャンをマスコミ記者とやっていたのです。
閣議決定までして黒川氏の定年を延長した安倍政権の責任は重大です。「責任は私にある」といいながら一度として責任をとらない安倍総理は辞めるべきです。
先週18日の決算委員会で質問しました。札幌市手稲区金山地区と厚別区山本地区が、新幹線トンネル工事の有害残土置き場の候補地にあがっています。住民の強い反発が広がり2万筆を超える署名が集まっています。過去にも鉱毒が流れ出した金山の経験や、すでにゴミ処理や地下鉄残土も受け入れてきた山本の経験から「今度は毒か」と反対する住民の声を紹介し「受け入れのための事前調査はやめるべき」と質問しました。赤羽国土交通大臣が、「地元のご理解がない中、調査は困難だ」と認識を示した事を、今後の取り組みに生かしたい。
黒川「賭博」、全くひどい話です。処分にしても官邸がかかわったことは見え見え。辻褄合わせに使われる税金や時間はいかばかりかと。桁違いの退職金と言い、国民の感覚と乖離が半端ない。
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