紙 智子 参議院議員
「青年が入党申込書を持ってきてくれました」と仙台からメールが。先日、訴えた時は「前向きに考えて結論を出します」と申込書を持ち帰った青年です。心から嬉しい。踏み出しにはいろいろな考えやキッカケがあります。北海道十勝地方で「つどい」に参加しました。ある男性は選挙に行っても政治は応えてくれないと憤りを感じながら、いろいろ学びたいと「つどい」に参加してくれました。家族もあると悩んでいると地域支部の皆さんが自分たちの活動を紹介し丁寧に答えると決断してくださいました。心が通い合う喜びの瞬間です。ともに政治を変える力になっていただけること、間違いありません。
19日から漁業と領土問題で根室市、種苗法改正で十勝地方をまわりました。芽室町にある国の農業研究センターを訪れ、北海道にあった種の開発についての説明を受けました。テンサイ(ビート)は日本の砂糖生産の80%を占め輪作作物としても欠かせず、雇用創出にとっても重要な役割を担っています。病害虫の発生に苦しむ農家の負担を減らし生産を助けるためのバレイショや豆類、小麦などの開発の大切さを学びました。
十勝農業協同組合連合会と意見交換し、農民連の皆さんと懇談しました。公共が担ってきた種苗の開発が企業の儲け口になってはいけない。農家の生産の支えになっている「自家採種」の権利は守られなければなりません。