岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
農林水産委員になり、道内の実態をつかもうと、はたやま和也さんと団体などを訪問しました。どこでも出されたのが気候変動による影響と人手不足の問題です。
 サケの水揚げが昨年の半分、玉ねぎやじゃがいもが小さいなどの影響がでています。道立総合研究機構の余市町にある水産試験場と長沼町の農業試験場では、気候変動の実態と対策の研究についてうかがいました。かつては冷害対策に取り組んできた北海道でも、高温対策が重要な課題になっています。
 人手不足を支えているのが外国の方々だということもよく分かりました。欠かすことができない存在であり、関係性を築いていくために地域で様々な努力が行われています。排外主義が広がることへの懸念も口々に語られました。
 「大臣がかわる度に政策が変わることが怖い。子どもがやりたいと思うような農業政策にしてほしい」「やっぱり価格保障や所得補償が必要」「食料安全保障は重要で、農業予算をもっと増やすべき」など、若手農家の方や組合長さんの言葉にうなずくことばかり。持続可能な農林水産業をどうつくっていくのか。国会でしっかり議論していきたいと思います。
 調査後、公明党が政権離脱のニュースが飛び込んできました。これまで自民党だけではできなかった悪政を一緒に進めてきたことの責任は重いものがあります。その公明党でさえ離脱する自民党政治。終わらせるためにみなさんと力を合わせていきたいと思います。
 
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