紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
“切実な要求と結び参院選挙勝利へ”
桜の咲く3月、東京でゆっくりとお花見をした記憶がありません。それというのも、参議院は毎年3月、衆議院から送られてくる予算質疑に、私が所属する農林水産委員会や大震災復興、ODA沖縄北方両特別委員会などの審議が集中するからです。
患者団体のみなさんの命がけの訴えや日本共産党と野党の論戦が、政府が狙う高額療養費の上限引き上げを凍結に追い込みました。石破茂首相の商品券配布=裏金問題が発覚し、衆議院での与党過半数割れのもとで一部野党を抱き込んでの「延命戦略」が破綻しています。
2月末から3月にかけて、多くの団体のみなさんが国会要請に詰めかけています。物価高騰に苦しむ労働者の賃金大幅アップをと、国民春闘共闘に参加する医療従事者や公務・民間の労働者、選択的夫婦別姓等を求める女性団体、米価高騰に対し食料自給率の向上を求める生産者や街のお米屋さん、高校授業料の公私間・自治体間格差の是正を求める私学助成の会、高過ぎる大学学費に苦しむ学生など、いずれも切実な要求です。
日本の農業に希望を!と語り合うつどいが各地で開かれます。3月は旭川市東鷹栖で、4月は留萌、名寄両市や当別町、高知県でのつどいに参加し、合間を縫って全国農業・農民後援会で講演する予定です。国会では2月、「令和の百姓一揆」の院内集会、3月30日には東京都内でトラクターデモが計画されています。
参議院選挙勝利向けて国会内外でパワーアップを!