2014年10月3日金曜日

思いはつながる



 はたやま和也 日本共産党北海道委員会書記長
       「かけある記」


 
 うれしい知らせが届きました。
東京・墨田区議候補として発表された、浅野清美さんは
北海道出身。
亡くなられたお父さんは八年前、職場の不当に負けじと
労働組合をつくり、間もなく日本共産党に入党。
争議が解決した後は国会議員団事務所で働き、選挙で
は候補カーも運転してくれました。いっしょに全道をまわった仲間でした。
 二人で出張先でお酒を飲む時に、いつも浅野さんは清美さんのことを
話していました。
争議のときも選挙のときも、支えてくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいだと何度も
聞きました。涙もろい方でもありました。
 お母さんに続き、そのお父さんが亡くなられた後、清美さんが事務所に「共産党に
入りました」と電話をくれました。
東京に引っ越され、かかってきた電話では「こんどは候補になりました」。清美さんは
飄々(ひょうひょう)としているようでしたが、聞いた私たちはビックリ!
お父さんは、私たちの何百倍もビックリしているのではないでしょうか。
 お父さんは「人間が大切にされる社会でないとダメだ。だから私は共産党に入ったん
です」と話していました。清美さんは今、何を語っているのでしょうか。
 臨時国会が始まりました。「人間らしい社会を」と若者が立ち上がり、「昔のあの
時代に戻すものか」と戦争体験者が立ち上がっています。各地で候補も決まって
きました。
どんどん安倍政権を追い込みましょう。
来年の地方選で審判を!と、私も燃えています。