森 つねと 日本共産党北海道委員会国政相談室長
「かけある記」
この日をどれほど待ち望んでいたでしょうか。10月初旬、
息子が退院しました。初めて触れる、ぴりっと冷たい外の空気
に、一瞬とまどう表情を見せながらも、すぐ眠りに
つきました。
生まれてから98日。その何倍もの長さに感じました。
担当医から状態の説明を受けお礼を述べると、「これからも
よろしくお願いします」。
超低体重児として生まれた影響は少なくなく、退院後も治療は
続きます。医師の力強い言葉に、この子を支えていく決意を新たにしました。
息子をわが家に迎えて以来、生活は一変しました。昼夜を問わず
泣き声が響き、困らせます。でもそれは、生きていることの証し。
きらきらと命が輝いています。
退院した日の夜―妻は息子を決して離そうとはしませんでした。
命がけでこの子を産み、守ってくれた妻に、心から「ありがとう」を言いたいと
思います。
命はひとつしかありません。戦争法を強行し、「やられたらやり返す能力が必要」
だと主張する政治家たちは、自分の身になって考えてほしい。「やられたら」それで
終わりなのです。
だからこそ、もめごとを絶対に戦争にさせない政府の役割が重要です。
戦争法廃止の「国民連合政府」の提案に、どこへ行っても「大賛成だ」「必ず
実現してほしい」と反響が寄せられています。共産党への期待もかつてなく大きい。
この提案は一党一派のものではありません。国民みんなの力を集めて、実現して
いきましょう!
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