2016年1月28日木曜日
国民の願いを胸に
紙智子 参院議員
「被災者第一の復興を」
岩手県奥州市の新春の集いで、いわぶち友参院比例候補、吉田
恭子岩手選挙区候補と一緒になりました。奥州市は昨年の県議選
で、トップ当選で初の共産党議員を誕生させ、集いは活気にあふ
れました。
初当選した千田みつ子さんは、東日本大震災から5年目を
迎え、陸前高田市の市長さんの話しを聞き、切なる思いを
受け止め、さっそく議会活動に取り組んでいると語りました。
いわぶち友さんは原発事故で、いまも全町民が避難が続く
浪江町の町長さんとの対談を紹介し、被災地から日本共産党の参議院議員を
国会に送り出してください!と熱く訴えました
また吉田恭子さんの若々しくフレシュな訴えは、参加者に明るい希望
を与えました。
20日の決算の本会議質問で、こうした皆さんの願いを胸に、「被災者が第一の復興
を」と求めました。
2014年度、復旧・復興財源である復興特別法人税は廃止されました。不足分は
国民の税金で穴うめ。しかも消費税増税で国民負担を求めました。それだけではあり
ません。被災自治体の「自立」を求めるとして、来年度から復興事業費の一部を
自治体に負担させようとしています。
福島復興指針の改訂による福島切り捨ては許せません。すべての被災者のくらしと
生業を取り戻すまで国と東電の責任を果たすよう求めました。
(しんぶん赤旗 2016.1.23 掲載)