2016年9月23日金曜日

市民と野党の共同を、さらに力強く


畠山和也 衆院議員
 「国会かけある記」

 安保法制=戦争法の強行成立から1年となった9月19日
道内・全国各地で集会やデモ、スタンディングなどがおこな
われました。私は札幌市で「戦争させない北海道委員会総
がかり行動」の集会とデモに参加。「戦争法は廃止!」と
熱気にあふれました。
 1年前は、まだ私にとって初国会。テレビではよく見ていた
強行採決が目の前でくりひろげられ、「これが民主主義国家
なのか」と怒り心頭でした。昼も夜も続く国会前でのコール
が、だんだんと大きく力強くなっていくのがわかりました。
同僚議員と何度も情勢報告で、足も運びました。最終盤に起きた「野党はがんばれ」
コールを聞いて、国会内外で気持ちが一つにまとまったと思い胸が熱くなりました。
 それから1年。市民の運動は途切れることなく、粘り強く進められてきました。国会
では野党で共同法案を提出し、衆院5区補選や参院選で選挙協力も実現しました。
戦争法だけでなくTPP、被災地復興、社会保障‥‥など、各分野で一致点がつくら
れてきました。こう振り返れば、1年で進んだ歩みは画期的!
 26日から臨時国会が始まります。政府は補正予算案を提出しますが、アベノ
ミクスが失敗していると告白するようなもの。米大統領選を前にTPPを必ず批准
させる構えのようですが、急ぐべきはTPPより台風災害の復旧! 戦争法や憲法、
沖縄、雇用・社会保障、原発などでも、国民の立場で論戦にいどむ党国会議員団に
ご注目ください。