2017年2月6日月曜日

安倍政権「もう許せない」


紙智子 参院議員
 「国会かけある記」

 北海道の農漁業担当者の会議に参加しました。「隠れ
共産党支持者」はわが町にもいると、道内の農村地域で
生まれている変化が報告されました。     
 ある農協は、安倍政権の「規制改革推進会議」提言に
ついて、「JAは自主自立の組織。改革の主役はあくまで
農家組合員。その組合員を抜きに、協同組合そのものを
冒涜(ぼうとく)するきわめて不当な文言だ」「もう許すことはできない。
いよいよ強烈な怒りのこぶしを振り上げるときがきました」と、怒りの
メッセージを組合員に届けています。昨年の衆議院5区補欠選挙の後、現地
では与党議員への批判が相次いでいると言います。
 また道央の地域では、TPPについて、アメリカが離脱を宣言して
いるのに、数の力で国内批准した安倍政権への怒りが寄せられ、暴走政治を止める野党
と市民の共同に努力する日本共産党への期待が高まっている報告がされました。
 国会は、衆議院で予算委員会の審議のまっ最中です。トランプ米大統領が就任以来、
メキシコとの国境に壁を築く大統領令、中東・アフリカ7か国出身者や難民の入国を
禁止する大統領令を出し、国際社会の批判と抗議が相次いでいます。ところが安倍
総理は、「内政問題だから、発言する立場にない」と答弁を避けています。
 アメリカの顔色をうかがう日本政府の姿勢は、沖縄のオスプレイ墜落事故でも同じ
です。
世界が大きく動いている中で、アメリカに従う姿だけは変わりません。安倍暴走政治の
転換が求められています。