2018年8月28日火曜日

魅力と活気 朝市に感激


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 「勇気と感動ありがとう!甲子園での金足農業高校(秋田)の
活躍に全国の農業者が沸いた。君たちの活躍は、農業に希望と夢
と感動を与えた」。これは日本農業新聞の論説です。
 優勝は逃したものの、あまたの強豪校に勝ち抜き、農業高校が
准優勝したことは、秋田だけでなく、全国に勇気を与えました。
雪に閉ざされた北海道で、無理と思われた駒澤大付属苫小牧高校
の優勝以来の熱戦だったと思います。
 19日の日曜日、青森県八戸入りしました。初めて、観光スポッ
トとなっている舘鼻(たてはな)岸壁朝市に行ってびっくり。
午前6時というのに、大勢の人が、詰めかけています。お店のテナントは400店ほど
並び、毎週早朝から数万人もの人でにぎわいます。しかも、鮮魚や干し物など魚介類
はもちろん、野菜、果物、花、お惣菜など多彩。お店の人に「この野菜は、お宅で採
れたものですか?」と聞くと「そだよー、朝一番で畑から採ってきたから新鮮だよ」
とお母さん。
 農家は、直接畑で収穫し、ここで売り切って帰ります。パン屋、骨董(こっとう)品、
包丁、ほうき、靴など、生活感にあふれ、まさに庶民の台所であり、日常生活に直結
しています。ラーメン、焼き鳥、おでんなど並び、家族で朝食を食べに来る人も
います。
 「あんた共産党かい?自民党嫌いだから頑張ってよ!」と声がかかりました。魅力
と活気あふれる朝市に感動しました。
    (しんぶん赤旗 2018.8.25付掲載)