2018年9月27日木曜日

野党共同で実情訴え


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 6日未明に北海道地方をおそった大地震で、厚真町、むかわ
町、安平町では建物が崩壊、札幌市清田区や北広島市では
液状化による住宅被害で今も避難生活が続いています。
 そんな中で、不安を抱えている被災者を、地元の議員や地域
のみなさんが、一人ひとりを訪問し相談に乗っている姿に励ま
されました。
 私もさっそく国会に戻り、野党共同で政府に実情を訴え
改善を求めました。13日には福島県いわき市で街頭宣伝と
違法な太陽光パネル設置の調査。その足で北海道の羽幌町
へ飛びフェリーで焼尻島へ。
 規制改革推進会議が、農業、林業に続いて「水産政策の改革」と称して企業の
参入をすすめ家族経営をしめだそうとしています。
 また、クロマグロの漁獲枠規制が始まり、北海道は漁獲枠ゼロに。漁師に
「クロマグロを取るな」とは、とんでもないことです。20日に全国から沿岸漁業
者が集まりフォーラムと政府交渉を行い、怒りをぶつけています。
 国会の福島チームで19、20日、福島いわき市に入りました。原子力規制委員会
が「アルプスで放射性物質を除去して海に放流することに問題ない」との発言に、
県漁連やいわき市漁協から厳しい怒りの声が相次ぎました。
 安倍晋三総理は総裁選挙を終え、再選を果たしたと言いますが国民の苦難は
増すばかりです。国民の力で退陣に追い込みましょう。
(しんぶん赤旗 2018.9.25付から掲載)