2019年8月7日水曜日

希望も笑顔も広がるように


畠山 和也 前衆議院議員
「かけある記」


厳しい暑さが続きました。読者のみなさんのお体は大丈夫でしょうか。
 原稿を書いている今日は、厚真町・安平町・むかわ町をまわってきました。応急仮設住宅でこの暑さは厳しすぎます。「道議会に喫煙室をつくるより、仮設にクーラーを付けてほしい」との要望も、もっともと思いました。
 「町の復興・再建は、まだまだ途上です」とは竹中喜之・むかわ町長さん。被害の大きさで支援が線引きされることにも「たとえ被害が一人でも、その住民にとっては大きな被害です。国や道にも支援を求めるときには、引き続き力をお貸しください」と述べられ、宮坂尚市朗・厚真町長は「小さい町だからきめ細かく話し合いもできる、と努めてきました」と現状を話してくださいました。
 「夫を亡くして一人暮らし。そのうえ今度、年金まで減らされる」と、国に対して怒り混じりに語られた女性の話も伺いました。家の解体・再建はじめ今後の見通しも、まだ立てられないでいます。選挙中も厚真町では、「消費税を上げないで」と声をかけられました。くらしを壊しても胸が痛まないような安倍政治は何としても変えなければ!
 厚真町の仮設住宅の談話室を訪れると、夏休み中の子どもたちが楽しく遊んでいました。夜にはボランティアによる学習支援もあるそうです。子どもたちの笑顔を前に、談話室にいた私たち大人にも笑顔が広がりました。誰もが希望を持てるように、笑顔になれるように。決意も新たにした一日でした。


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