紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
台風19号、21号は広い範囲に大雨を降らせ、河川の氾濫や土砂崩れによって、深刻な被害を発生させています。懸命の救援活動が続いています。参議院では、災害対応が急がれている中で、野党が予算委員会延期を求めましたが、与党は予算委員会を延期せず、冒頭に1時間だけ災害問題で集中的に質疑をすると言って災害対策よりも委員会を動かす事を優先しました。
短い臨時国会で、日米貿易協定の審議入りを急ぎたいようです。ひどい政権です。
しかし、国会が災害対応しなくても、日本共産党は独自に動いています。高橋千鶴子衆議院議員、いわぶち友参議院議員をはじめ衆参議員が被災地に入りました。私は、はじめに宮城県・大崎市に。吉田川の冠水地域で、被害状況と要望を聞き取り、県議選候補の応援もしました。
大崎では堤防の決壊で、膨大な量の稲わらがまき散らかされ、そのかたづけや、家畜のえさである稲わらの確保が急がれます。福島県の阿武隈川も氾濫し、被害が深刻な本宮市、二本松市の中山間地域などにも行きました。個人の住宅も、アパートも、店舗も一階部分全部が浸水。かたづけをしながらも、このさきどうしたらいいのか、表情にも疲れがにじんでいます。
一日も早く、安心して暮らせるように。今週から始まる委員会審議に向け、論戦の準備も行っています。「100年に一度の災害」が、毎年発生し、心も折れてしまうという被災者に、一日も早く安心できる日常をと思います。
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