2021年2月20日土曜日

労働者の救済平等に

 

紙 智子 参議院議員

「国民の根がを胸に」


 首都圏青年ユニオン、飲食店ユニオンがが行った厚生労働省への要請と交渉に私も同席しました。

 新型コロナウイルス感染症によって、シフトで制で働く非正規労働者や登録型派遣の労働者は、仕事と収入が激減しているのに、休業手当が支給されず生活に困窮しています。

 大手のホテルで宴会など準備や撤収で働いているAさんは、宴会がなくなりシフトが減らされたため休まざるを得ませんが、ホテル側が休業と認めません。

 「昨年から10カ月も休業手当もない、その状況を想像してほしい」と訴えました。

 中小企業では昨年4月以降、休業前賃金の8割支給されていますが、大企は昨年4・6月までと限定し賃金は6割です。しかも7・10月の期間は対象から外れています。「差をつけず、苦境にある労働者に平等に支援してほしい」ともっともな訴えです。何としても実現させたいと思います。

 17日には函館に飛び、新幹線のトンネル残土の調査と懇談、函館市ホテル旅館協同組合の理事長と湯の川温泉旅館協同組合の事務局長さんにもお会いしました。

 昨年2月以降のコロナの影響によって、休業しているところが10軒あると言います。ホテルなど耐震の回収費の返済が始まるときにコロナでの減収。当面の資金繰りが大変です。実態にあった柔軟な支援を要請されました。

 関係業者、地域経済全体の立て直しへ気迫を込めて奮闘する業界に今こそ政治の役割が問われています。



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