2022年1月15日土曜日

転作農家の訴え



 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」



 新年を迎え6、7日は北海道で、いわぶち友参議院議員、松橋ちはる北海道選挙区候補と団体訪問、宣伝した後に、8日は宮城県大崎市に向かいました。

 日本共産党農業・農民後援会主催の新春農政学習会で、私は「参議院選挙で反転攻勢へ。農業分野から日本共産党の躍進を」と題しお話ししました。

 コロナ対策をとりながら、議員、地域の後援会や農家のみなさんも多く参加してくださいました。うれしいことに、以前入党された方も参加され、久しぶりの再会ができました。

 45分ほど話したあと、質問や意見が出て、農家からは「米価暴落で、うちの米は1俵当たり生産費が1万5000円なのに1万円に満たない価格だ。これでは赤字」「米作りはボランティアではない」「価格保障、所得補償制度を確立してほしい」など訴えられました。

 コロナ禍、米の在庫が膨らみ生産者は必死で転作しているのに、農林水産省は「水田活用交付金の見直し」を示しました。「中山間地域で転作作物としてソバづくりをしているところは、耕作放棄につながりかねない。見直しをさせることはできるか」、議会でも意見書などを上げていくことも重要だと述べました。

 いよいよ17日から208通常国会が始まります。昨年は半年間、まともな議論ができなかったので、岸田内閣との実質的な本格論戦の場となります。新自由主義農政から、人と環境に優しい農政への転換へ力を合わせましょう。


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