2022年4月27日水曜日

『はてな』リーフで語ろう


紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


4月23日に知床遊覧船の浸水事故が発生しました。安否確認が急がれていますが、亡くなられた方のご冥福を祈り、ご家族にお見舞いを申し上げます。状況を把握し役割を果たしていきます。

 参議院選挙の前哨戦となる参議院石川県補欠選挙を応援するために金沢市に行き、街頭演説会で日本共産党の西村ひろし候補の必勝を訴えた後、羽田経由で新千歳に飛びました。17日は札幌北区後援会主催の「党を語る集い」。コロナ対策として、午前・午後と三か所で行われ、長屋いずみ札幌市議とともに約40分お話をし、残り40分は会場からの質問や意見を受け、双方向での対話集会でした。

 ロシアのウクライナ侵略を受けて、「知人からロシアは共産主義なんでしょうと言われびっくりした」と発言がありました。ソビエト連邦が崩壊して30年も経っているのにと思いつつ、ソ連は共産主義とは縁もゆかりもない覇権主義の国であること、日本共産党が最も厳しく覇権主義を批判してたたかったことを知らせる必要性を痛感しました。私は「日本共産党を知っていただくチャンスととらえて、『はてな』リーフでどんどん語りましょう」と話しました。初めて参加したという男性は「昔は自民党だった、民主党も支持をした。これからは日本共産党を応援する。勝つために何をしたら良いか」と発言され、会場から拍手が起きました。担い手を増やしましょう。参院選挙勝利のために!


2022年4月20日水曜日

侵略を終わらせるために

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


先日、札幌で「9の日アクション」、札幌中央地区・後援会のみなさんとロシアによるウクライナへの侵略に抗議する宣伝を行いました。

 市民への無差別攻撃が激化し、犠牲になる姿にいてもたってもいられない思いは、みなさん、同じだと感じます。足を止めて訴えを聞く方、配ったチラシを掲げてアピールする方など、返してくれる反応が印象的でした。ウクライナ支援募金にも多くの協力があり励まされました。

 日本共産党にはすでに一億円を超える支援募金が寄せられ、新たに赤十字に募金をお届けしました。今できることはすべてやる。そして国際社会と連帯し、世論でプーチン政権を包囲する。侵略を終わらせるために力を合わせたい。

「銀のしずく降る降るまわりに」ではじまる『アイヌ神謡集』。「知里幸恵・銀のしずく記念館」にうかがいました。今年は知里幸恵没後100年、翌年発刊されたアイヌ神謡集は世界の言語に訳され愛されています。

 国の同化政策で土地や資源を奪われ、言葉や文化風習までも禁止されたアイヌ民族。ウポポイでは、そうした歴史を知らせる展示は不十分です。推進法では先住民族だということは認められましたが、先住権は認められませんでした。国は差別政策を行い、民族としての権利を侵害し続けたことへの正式な謝罪を行っていません。

 アイヌの方が「なぜアイヌのことを取り戻すのか。望んでいないことをされたからだ」と話してくれました。この声に国は真摯にこたえるべきです。


 

2022年4月18日月曜日

世界情勢 食料も打撃

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 参議員で本会議質問に立ち、冒頭、ロシア軍による残虐な戦争犯罪を強く非難しました。ウクライナ侵略は世界経済や食料にも大きな打撃をもたらしています。異常気象による不作に続き、コロナ禍による世界の食糧需給が逼迫(ひっぱく)している時にロシアによるウクライナ侵略です。世界の小麦輸出量の3割を占めるロシアとウクライナ両国から小麦の供給が滞り、国際価格が上昇、世界の食糧危機は2008年の水準を上回りました。

 食料生産に欠かせない肥料、飼料、燃料なども国際価格が高騰し、安定した調達が困難になり農業経営を直撃しています。農水相に対策を求めると、「国際価格が上がっている。総理から指示があったので対策を検討する」と答弁しました。

 政府として手を打つべきは食料の増産であって、農家の生産意欲を奪う水田活用交付金の大幅な削減ではありません。党議員団は物価高騰・国民生活防衛対策本部を立ち上げ、政府に緊急対策を求めています。

 こんな時に驚いたのは、米国から突然「桃の輸入解禁」要請があり、協議を始めるというのです。桃に寄生する「コドリンガ」という害虫、防除策を協議するといいますがポストハーベスト農薬が使われる可能性があります。生産も食の安全もないがしろにすべきではありません。青森のリンゴの黒星病も、ジャガイモのシロシストセンチュウも、日本になかった害虫です。日本政府の毅然(きぜん)とした対応を求めました。


2022年4月13日水曜日

広がれ平和の声

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


交通事故に遭われた松橋ちはるさんが療養に専念することから、私が参院選の北海道選挙区から立候補することを発表しました。あたたかさと芯の強さを備えた松橋さんには、応援と期待の声が寄せられていました。松橋さんの思いを継いで、がんばりぬきます。よろしくお願いいたします。

 士別市議選挙と帯広市議補欠選挙、新ひだか、安平の両町議選挙で日本共産党候補者への応援など、各地をまわっています。コロナ禍や物価高騰、年金削減などからくらしを守る住民の味方の議席、そしてロシアのウクライナ侵略を許さないと地域から声をあげる反戦平和の議席です。投票日は17日、ぜひご支持を広げてください。

 「終戦の年に生まれ、親から戦争は絶対にダメだと何度も言われた」。旭川市の「つどい」で口を開いた方は、その言葉が今になってよくわかると、こう続けました。「ウクライナから子どもを連れて避難する母親の姿が、空襲警報のたびに赤ん坊の私を連れて壕に入ったという私の母親と重なった」。あのような時代にしてはならないという話に、背筋が伸びました。

 自民や維新から敵基地攻撃や核兵器共有、憲法改悪など危機をあおる発言がされています。しかし、政治の役目は戦争しないよう外交に努力を尽くすこと。今こそ反戦平和を貫く日本共産党を大きくしなければなりません。

 和也の「和」は平和の「和」。「はたやま動くところ、平和が広がる」ようにがんばりぬきたい。


2022年4月9日土曜日

松橋さんの思い継ぎ

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 訴えに、温かみとともに芯の強さが伝わる松橋ちはるさんに全道から期待の声が寄せられていました。学ぶことも熱心で、衆院小選挙区候補や道議候補と経験を積み、すぐ国会で働ける力を備えていました。

 事故で候補交代となりましたが、全道を回った活動を松橋さんは必ず今後の力にしていくはずです。私が思いを継いで参院選勝利へ全力を挙げます。松橋さん、安心して療養に専念してくださいね。

 想定される公示日まで2カ月と少し。一気に春らしい陽気となり、大雪もうそのようになくなったので、元気に全道を回り日本共産党の風を吹かせたい。ある大学教授からは「知人に広げますから」と激励をいただき、コロナ禍で苦しみ続けている自営業の友人からは「軍備増強より、半年間毎月10万円支給すると言ったらいいよ」とアドバイス。ありがたいです。

 札幌駅前で毎週日曜日、ロシアによる侵略に抗議する集会が開かれ、私も参加してきました。国籍も年代も超えた「戦争反対」の声をしっかり発信していきたい。危機をあおるのではなく、外交に汗をかくのが政治の仕事です。敵基地攻撃や「核共有」など戦争したがる政治家はいりません。

 平和の「和」が入っている「和也」という名前を、私は気に入っています。実のところは画数で決まったようですが、数字にとらわれず人生は自分で切り開くもの。「はたやま動くところ平和が広がる」という意気込みで頑張ります。

2022年4月6日水曜日

ウクライナ支援の世論を広げよう 

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


ウクライナ支援募金が全国から党中央委員会に寄せられています。3月25日、大門実紀史参院議員と国連難民高等弁務官事務所に届けました。前日に、いわぶち友参院議員が市田忠義副委員長と日本ユニセフ協会へ支援募金を届けました。侵略戦争中止、ウクライナ支援の世論を広げましょう。

 先立って23日、沖縄・北方特別委員会で、ロシアの侵略を受けて日ロ外交について質問しました。安倍元総理が進めた「新しいアプローチ」と称する日ロ領土交渉は破たんしたとただしました。林外相は「今後の対応は言えない」と現実から目をそらす答弁に終始し、毅然とした外交姿勢は見られません。

 あわせて、沖縄の本土復帰から50年たつのに本土との経済格差が改善されない問題を取り上げました。発展を邪魔をしているのが米軍基地であり、「基地撤去こそ真の振興だ」と指摘するとともに、離島医療の問題と沖縄の基幹産業であるサトウキビによる黒蜜糖工場への支援を求めました。

 16日の深夜に発生した震度6強の福島県・宮城県沖地震は日本が地震大国であることを改めて示しました。宮城県山元町のイチゴ生産者が被害を受けたとの報告をうけ、航路で仙台市へ、生産者から被害状況をお聞きし、農林水産委員会で支援を求めました。

 合間を縫って参加した、青森県での「党を語る会」で、参議院選挙勝利に向けて話をした後、21歳の学生を党に迎え、喜び合いました。 

2022年4月2日土曜日

心が折れないように

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 3月16日の深夜、福島県沖で発生した最大震度6強の地震から2週間余り。30日に、高橋千鶴子衆院議員、紙智子参院議員と防災大臣への申し入れしました。それぞれが現地に行き、地方議員や支部のみなさんと被害の実態の調査を行ってきました。

 東日本大震災と2019年秋の台風19号、昨年2月の地震に続く今回の地震。度重なる災害によって、住家など建物も「累積疲労」といえる状況で、「東日本大震災でも壊れなかった家に被害があった」という方もいらっしゃいます。

 東北新幹線や阿武隈急行、道路や橋の被害も大きく、復旧が急がれます。さらにコロナ禍が復旧や生活と生業(なりわい)の再建におおきな影響を及ぼしています。心が折れることのないよう手厚く迅速な支援を求めました。

 東京の桜は満開となり、春の花を目にする機会も多くなりました。春の訪れを喜びたい思いと裏腹に、もやもやした思いも。ロシアによるウクライナ侵略が激化し、灰色の街、子どもや女性たちが傷ついている姿に胸が締め付けられます。

 一方で、ウクライナへの支援が広がっています。先日、全国から寄せられた支援募金をユニセフにお届けしてきました。「何かしたい」という思いがあふれていることに胸が熱くなります。世界は侵略を許しません。この思いと連帯して侵略を終わらせるため、私も声をあげ続けたい。