2022年11月23日水曜日

岸田内閣は総辞職を

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


 

臨時国会から行政監視委員会に所属することになり質問しました。

 一つは、党道委員会の政府交渉で函館市の本間勝美さんが取り上げた「風呂がない公営住宅」の問題です。古い公営住宅には風呂がなく、銭湯の廃業が相次ぎ風呂に入れない「風呂難民」の解決が求められています。自治体任せにせず、国が把握して解決する必要性があります。行政評価を担当する総務大臣は、「どのような対応をすべきか。検討する」と答えました。

 二つは10月1日から北海道で行われた日米共同訓練(レゾリュート・ドラゴン22)です。北海道の自衛隊演習場を島に見立てた島嶼(とうしょ)防衛訓練で、今回初めて丘珠空港の自衛隊基地を拠点にオスプレイが全道展開しました。札幌市北区の小学校上空を低空飛行した問題もただしました。日米合同委員会での、訓練は500フィート以上との高さ合意に違反していると指摘しました。防衛省は質問には答えず「米側に安全面に配慮するように引き続き求めていく」と答えるだけでした。住民も自治体も飛行ルートや飛来時間も知らされず、「安全性に問題があるオスプレイを飛ばすな」と、再三抗議しているのに訓練を強行したことは許されません。これも行政評価の対象にすべきです。

 寺田稔総務相の政治とカネの疑惑も質問。まともな説明もせず居直りは許されないと辞任を求めました。20日に辞任しましたが1ヶ月に3人の閣僚が辞任。岸田内閣は総辞職すべきです。


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