岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
通常国会の会期末が近づき、岸田政権が悪い法案を次々強行しています。国民の声を聞かない、間違いがあっても認めない、いったん立ち止まることができない――岸田政権のやり方に矛盾が噴き出しています。
9日、参議院本会議で入管法改悪案の採決が強行されました。法律を変える根拠として示したことに誤りが次々みつかり、政府自身がそれを認めざるを得ないにもかかわらず、審議が打ち切られました。
難民申請について、まともに審査せず帰還が強制され、そうなれば危険が及ぶ、命がかかった重大問題だと、連日、国会周辺には多くの人が集まり抗議の声をあげました。その声は全国に広がり、議員会館にも届いていました。
なぜ、テレビや新聞がほとんど取り上げないのか、意図的に隠されているとしか思えません。
マイナンバーを巡っては、他人の情報が紐づけされていたなど、トラブルが噴出しています。『読売』が社説で「マイナ保険証の見直しは今からでも遅くない」と書くほど事態は深刻です。保険証の廃止はやめるべきです。
審議が行われている軍拡財源確保法案は、採決が狙われ正念場です。自民・公明政権が国民の声を聞かず、いのちも暮らしも、人権も民主主義も踏みにじり、維新・国民民主といっしょに数の力で強行させる一方で、世論と運動の広がりが政治を確実に動かしてきました。
大軍拡ストップ、そして政治を変えるためにみなさんと力を合わせたい。
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