紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
岸田文雄首相が国民に追い詰められての〝政権投げ出し〟を表明し、秒読みとなった総選挙に向かう情勢のなかで、標津町、根室市、中標津町、別海町を回りました。
はたやま和也衆議院比例予定候補と参加した根室市と別海町の党を語るつどいでは、「はたやまさんを必ず国会議員に」と決意を固め合いました。
根室管内は、日ロの領土交渉が滞っている中で、根室市では思うように船を出せないうえ、温暖化による海水温の上昇で昆布も不漁が続いています。かろうじて民間交渉が続きてきた貝殻島の長昆布の漁獲量も半分以下に激減。前浜の昆布は等級が下がっています。不漁対策とともに、当面の収入支援が必要です。
根室市水産研究所、中標津町の道総研のさけます・内水面試験場では、「つくり育てる漁業」について聞きました。
千島歯舞居住者連盟の元島民の方々らと懇談しました。平均年齢が88・5歳となり、「せめて墓参は洋上ではなく、ふるさとの土を踏みたい」という訴え、島で生活した経験がない世代にとって父母や祖父母の時代からの運動をどう引き継ぐのかも課題です。何ができるか、みなさんに寄り添って考えたい。
危機が続く酪農の現状をJA道東あさひの浦山宏一組合長から聞き、マイペース酪農の交流会にも参加。
矢臼別演習場の川瀬牧場では日米軍事訓練の様子とともに、来年、矢臼別平和盆踊りが60回を迎えると聞き運動の大事さを実感しました。どれも重要なテーマ。政治を変えましょう!!