2025年12月17日水曜日

北方領土館建て替え実現

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


沖縄北方の特別委員会で初めて質問にたち、標津町にある北方領土館の老朽化をめぐる問題について質問しました。

北方領土館は、北方隣接地域の発展や振興、さらに国民理解を進めるために欠かせない施設です。

この間、紙智子前参院議員がその対応について質問を重ねてきました。今年度予算に調査研究の費用が新たに盛り込まれ、検討のための有識者会議が立ち上がり、来年度予算案に北方領土館の建て替えに向けた予算が新規で盛り込まれました。紙さんが求めてきたことが実現するということになりました。

私から、「予算がついたことはありがたい」という地元の声を紹介し、「できるだけ地元負担のないように」という要望に応えるよう、よく聞いて対応するよう求めました。

新たに担当大臣になった黄川田仁志氏は、根室市を訪問した際、「一番やっぱり外国に近い」と発言し、元島民の方々から、「私たちの側に立ったら絶対に出ない言葉だ。もっと元島民の気持ちを理解してほしい」という怒りの声が上がりました。

 「故郷に戻ることのできない元島民のみなさんの気持ちを考えれば、ありえない発言だったのではないか」と質したのに対し、「総理からも注意を受けた。日頃の言動にはいっそう緊張感を持って職務に全うしたい」というだけ。「誤解を与えた…」などと受け取る側のせいにする大臣の認識が問われます。

引き続き、元島民や2世・3世のみなさんの声をおききしながら、政府に厳しく迫っていきたいと思います。 


2025年12月10日水曜日

苦難はみんなで解決しよう

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国会かけある記」


 

党道委員会主催の「不登校を考えるつどい」には、会場と配信視聴で約百人が参加くださいました。事前のアンケートには、若い世代や小学生からも寄せられました。本当にありがとうございます。

 会場には「親の会」やフリースクール職員、専門家や教員退職者など、幅広い参加がありました。不登校者数は増え続け、全国の小中学校で約三十五万人。そこには子ども一人ひとりの傷や悩みがあり、保護者の苦難があります。多くの方が心を痛めています。

 だからこそ結びつき、安心して語り合える地域や社会を。そのような目的ももって開いたつどいでした。「不登校の子どもをもつ親の会トポス」世話人の門前真理子さんが「三十五万人の保護者がつながりあえれば、社会は変わるんじゃないでしょうか」と話されたことにハッとしました。苦難はみんなで解決しよう。気持ちが前に向いたように思います。

 不登校の増加は、精神性疾患で休職した学校教員の増加と重なります。今の学校は、子どもにも教員にも苦痛になっている。安倍政権から強められた、過度の管理と競争の結果としか考えられません。いい教育をと取り組んでいる教員も多くいるなか、ここでも結びつくことの大事さを痛感しました。

 国政では、高市政権の大軍拡や国会議員削減など、問答無用の強権姿勢が目立ってきました。支持率は高くても、国民の願いに反した政治は長続きしません。つながりあって、変えましょう。


2025年12月3日水曜日

原発再稼働許さない

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


高市政権が経済対策を発表しました。議員団でレクを受けました。物価高に、まともな対策がありません。国民のみなさんが願う消費税減税には触れられず、石破政権が掲げた「2020年代に最低賃金を時給1500円」にという目標も投げ捨ててしまいました。驚いたのは、「エネルギーコスト上昇に強い経済社会の実現」というのですが、原子力の活用しかないのです。

 政府は原発再稼働を加速させようとしています。新潟県の柏崎刈羽原発の再稼働容認を知事が表明しました。世論調査では、県民の6割が再稼働の条件は整っていないと答えています。事故収束もできず、相次いでトラブルを起こしてきた東京電力に再稼働の資格などありません。

 その直後、泊原発再稼働を鈴木知事が容認しました。泊原発は敷地の大部分が埋め立て地で、多くの耐震重要施設はその上にあります。大きな地震が起きれば液状化によって冷却に不可欠な施設が壊れる危険性があること、大規模な隆起に対応できないことなどを3月の予算委員会で指摘し、原発ゼロを求めてきました。

 東京電力福島第一原発事故から来年で15年になりますが、今も緊急事態宣言は出されたまま、数万人もの方々が避難を強いられています。

 事故を終わったことにして安全神話を繰り返すなどあってはなりません。再稼働を許さない―そのためにみなさんと力を合わせたいと思います。