2014年11月21日金曜日

沖縄の歴史的勝利に続き総選挙でも審判を




   紙智子 参院議員 「国会かけある記」


 11月に入り、一日で連続三回の質問の機会がありました。
 午前中は農水委員会で、西川公也農水相に米価下落対策と、
安愚楽牧場と政党助成金等の「政治と金」の問題で。
昼は日豪EPA協定について連合審査会で、夜は外交防衛
委員会で質問をしました。
 米価対策では、スーパーマーケットなどで、販売価格が下落
していることを示し「農家は年内の資金繰りが出来ず苦しんで
いる一日も早い国の責任ある対策を」と求めました。
 日豪EPA協定は、最も大きな打撃を受ける農業分野だからこそ、
交渉に入った2006年の衆参の農水委員会で決議をあげたのに、
「農産物の重要品目について、除外、または再協議」に照らした検証もされていない。
今年4月の集会で自民党の議員が「決議を守りぬく」と約束し、西川農水大臣も、
「安倍総理を説得してでも、守り抜く」と演説していたことを突きつけ、責任を果たせと迫り
ましたが、まともに答えることができませんでした。
とりわけ北海道の畜産・酪農への影響の大きい日豪EPA問題は、このままでは済まされ
ません。
 翌週は「地方創生特別委員会」の質問。本気で地方創生をいうなら、一次産業をどう再生
するかが最も重要なのに、米価暴落に手を打つこともせず、地方を崩壊させるTPP、
日豪EPAを推進している。地方創生どころか破壊ではないかと追求しました。
 今日、沖縄での歴史的勝利の吉報が届きました。解散・総選挙で、怒りをこめて安倍暴走
政治に審判を下しましょう!