2015年8月29日土曜日
国民の願いを胸に
畠山 和也 衆院議員
「政府は誰を守るのか」
8月10日、国会議員団で調査団を組み福島第1原発へ。
前日に男性作業員が亡くなる事故があり、この日は一部を
除いて作業が中止され、働く人の姿がない構内をバスで回
りました。
目の前に迫る1号機から4号機の大きなこと。むき出しだ
ったり曲がっていたりする鉄骨。バスの中でも毎時200㍃
シーベルを超える線量。「これでも下がってきたんですよ」
との説明に、暗澹(あんたん)たる気持ちに。
免震重要棟で調査団を代表して高橋千鶴子衆院議員が
「厳しい環境での作業。みなさんの安全の確保が何より
大事」とあいさつしました。
労働者の安全なくして事故の収束も廃炉もありません。必要な対策を東電にも
政府にも求めたい。
子ども・被災者支援法の改定が閣議決定されました。「(低減している)
空間放射線量等からは、…支援対象地域は縮小又は撤廃することが適当」と!
縮小や撤退は「当面は」しないと書かれていますが、応急仮設住宅の供与が
打ち切られることと合わせ、避難者の不安は増すばかりです。
27日、福島県議団といわぶち友参院比例候補、調査団による政府への要請
は予定時間では足りないほどでした。県民の誰もが抱えている不安の原因は
原発事故。作業員も避難者も、そして県民すべてを、どこに住んでいても線
引きをしないで支える政治こそ!
(しんぶん赤旗 2015.8.29掲載)
2015年8月28日金曜日
「ブレない共産党」の躍進と戦争法のたたかい
いわぶち友
日本共産党福島県委員会常任委員
(参院比例予定候補)「北海道・東北」
8月16日、旭川からスタートした道北キャラバン。
戦争法案反対!TPP撤退!安倍政権を退陣へ!みな
さんと決意を固めあったキャラバンになりました。
どこに伺ってもみなさんがとても元気!終戦記念日に
集会とデモを行った旭川では「お盆なのに800人も集ま
るとは思わなかった」「ツイッターを見て参加してくれた
若者がいた」などの声が。稚内のつどいでは、自分は
保守だという方が、「早く国会議員を50名にしてほしい」
と期待の声を寄せてくれました。自治体首長さんやJAのみなさんとの懇談では、開口
一番みなさんから「共産党はブレない」と言われます。
先日行われた仙台市議会議員選挙では、自民党が現職を落とし、日本共産党は三つ
の選挙区でトップ当選して大きく躍進しました。毎日新聞は日本共産党の躍進が「永田町
に波紋を広げている」と書きましたが、波紋はそれだけで終わらず、岩手県知事選挙で自
民党がかつぎだした平野達男氏が立候補をとりやめ、戦争法案に反対する現職の達増
拓也氏が無投票で再選されました。
仙台市議選のチラシには「投票したくてふるえる」というタイトルがありましたが、日本共
産党の勝利・躍進と、全国の至るところでひろがる戦争法案反対のたたかいが、安倍政
権をふるえあがらせています。
党は23日から「全国いっせい宣伝週間」に取り組んでいますが、たたかいをさらに大き
くひろげ、戦争法案を廃案へ、安倍政権を退陣へ、私もみなさんとがんばります。
2015年8月25日火曜日
国民の願いを胸に
紙智子 参院議員
「賛成ゼロで採決とは」
国会審議では、重要な法案を審議する際は、広く国民の
意見を反映させる必要があることから、地方公聴会や参考
人質疑が行われます。「農協法等の一部改正」法案でも、
富山の地方公聴会や中央の参考人質疑が行われましたが、
賛成の人は一人もいません。
与党が推薦した参考人も法案について、懸念もしくは、
批判的な主張をしています。それくらい法案は、現場から
も要望がないのに、上からのトップダウン、官邸主導でおし
つけられたことを示しています。
1950年代に、農業委員会法の議論がされていますが、農業委員を選挙で選ぶ
公選制の廃止を提案した与党案をめぐって、3年間かけて議論をつくしました。
「農民の意思と希望を反映しうるよう農民の選挙による委員及び学識経験者たる
委員をもって構成され、その職務は法令に基づく所定の事項、建議、答申に関する
事項を処理すること」との公選制の原点にたち、最後は当時の農水大臣も「過去3年
間、非常に議論されてきました・・・一応の結論であろうかと了承いたします」と言
って公選制を残しました。
しかし、今回の農協法等改正案は国会に出されてからまだ4カ月。審議すれば
するほど、問題点が浮き彫りになっているのに、もう採決しようとしています。
安倍政権の国民の声を聞かない姿に怒りで震えます。
( しんぶん赤旗 2015.8.22掲載)
2015年8月21日金曜日
戦争か平和かのせめぎあい正念場
紙智子 参院議員
「国会かけある記」
国会で「戦争法案」が審議されている最中に、8月15日の
終戦記念日をむかえました。
今年は70回目。私は、畠山和也衆議院議員と森つねと参院
北海道選挙区予定候補とともに街頭から戦争法案の廃案を訴え
ました。
国会では、小池晃副委員長が戦争法案の成立を前提に活動
方向を示した自衛隊の内部文書を示して質問。中谷元防衛相は
答弁不能になり委員会は解散に。
さらに、安倍総理が発表した「戦後70年にあたっての談話」も問題に。
首相は「侵略」「植民地支配」「痛切な反省」「お詫び」等の言葉を自らの言葉として語らず、「国策を誤り」、「植民地支配と侵略」を行ったと
いう歴史認識も語らなかったため、「誠意ある謝罪を巧妙に避けようとしている」
「村山談話から後退」等の批判が相次ぎました。憲法破壊に暴走する安倍総理の
姿勢が現れています。
札幌でも戦争法案に反対する市民の行動が一段と燃えあがっています。「戦争したく
なくて震える」という若者たちのデモが、今度は「平和したくてふるえるデモ」に発展
しています。9日には、札幌でも「ママの会」が、「だれの子供も殺させない!」と
パレード。「戦地に行くより遊園地!」「武器を持たずに、手をつなごう!」「戦車
ではなく、三輪車!」など、子供も一緒に声を合わせられるように、工夫された
コールに、共感が広がっています。戦争か平和かをめぐるせめぎあい、ここからが
正念場です。
2015年8月4日火曜日
戦争法案廃案の先には
畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」
来年の参議院選挙は、新しい条件のもとでたたかわれ
ます。18歳・19歳の方も投票できます。北海道選挙区の
定数も1つ増えて3になり、森つねとさんが挑みます。
比例区は、北海道を担当地域としていた大門実紀史議員
が近畿に移り、いわぶち友さんがお世話になります。
先日、森さん・大門さん・いわぶちさんを激励する、ささ
やかな場を持ちました。これまで私に対してもそうしてくれ
たように「3番目に入ればいい選挙じゃない、上をめざす
んだ」「北海道のみなさんのもとへ遠慮なく飛び込んだら
いい」と、若き森さん・いわぶちさんを激励した大門さん。
分け隔てなく誰にでも心をくだく大門さんの姿勢に、
私も多くのことを学びました。今度は私が、全員の当選に力を尽くす番です。
ある自民党議員から「共産党が委員会の委員長ポストを取れる日も近いかもしれ
ないな」と声をかけられました。国会論戦は、批判も提案も的確です。
戦争法案をめぐって野党との共同にも心をくだいています。大門さんの言葉ではあり
ませんが、何番目だとかに目を奪われる場合ではありません。地に足をつけて、
自公政権に正面から立ち向かえる日本共産党を伸ばしていただくのが一番です。
めざすは「国民が主人公」の新しい政治。戦争法案の廃案は、その大きな関門と
なるような予感がします。もっと私も力をつけますが、まだまだ国会議員は足りま
せん。この夏、安倍政権の暴走ストップへ思いきり汗をかきましょう。
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