2016年2月29日月曜日
国民のたたかいが政治を動かす
いわぶち友 日本共産党福島県委員会常任委員
参院比例予定候補 「北海道・東北」
「かけある記」
嬉しいニュースが飛び込んできました。野党5党が戦争
法の廃止法案を共同で提出し、戦争法廃止、立憲
主義を取り戻すことを共通の目標として、安倍政権を
倒すこと、国政選挙でも協力することなどを確認しま
した。
国民のみなさんのたたかいがまた政治を動かしました。
街頭では「このまま野党共闘を進めてほしい」「がんば
れ!」などの声がかかり、「息子が自衛隊にいる。この
法律はやめさせて」など、戦争法廃止の思いが寄せられました。
この発表に先立って衆議院5区補選で統一候補が誕生しました。
橋本みかさんの並々ならぬ決意にいつも励まされてきました。
道民のみなさんの声をうけて5区のみなさんとの大奮闘が
実を結んだのだと思います。
補選でも参議院選挙でもともに頑張りたいと思います。
この発表の直後に秋田市で行われたTPPシンポジウム。「安倍政権の暴走は許さ
ない」と熱気にあふれる会になりました。紙智子参院議員もパネリストとして参加し、
この間道内をはじめ全国を調査した結果や国会論戦の様子、オール北海道の取り
組みを話されました。
先日うかがったJA鶴岡で「国策として農業を守ってほしい。国家の『国』は穀物
の『穀』。自分たちは『穀家公務員』という気持ちで農業をやっている」と言われま
した。こうした思いをふみにじり、あらゆる分野で国民の命とくらしを脅かすTPP
批准は許しません。「たたかいはこれから」という言葉を改めて胸にきざんでいます。
2016年2月17日水曜日
TPP批准阻止へ
紙智子 参院議員
「国会かけある記」
21回目となる「食と農のつどい」が2月11日、十勝・
音更町で開かれました。町長をはじめ300人が参加
しました。20年の歴史と党の地道な活動を感じます。
TPPは今年2月4日に、12ヵ国の「署名式」が行われ
ました。「TPPのたたかいはこれから」と題して、
鈴木宣弘先生が講演。私からは安倍政権の暴走政治
と国民の闘い、国会論戦など「国会報告」をおこない
ました。
TPPの「大筋合意」発表後、安倍政権は、協定文書を公表する
前からTPP大綱や影響試算なるものをだして、「農業への影響は
小さい、国内対策をするから大丈夫」などと、大丈夫論をふりまき、
総理は国民の理解が広がっているとも言いました。
しかし、帯広市で9日、農水省が「農政新時代」キャラバンと題して
説明会を開きましたが、地方紙は自治体や農業関係者からは「TPP発効までの道筋が
はっきりしていないのに国はなぜ対策を急いでいるのか?」、農産物の生産額が
約1300億円~2100億円減少するという政府の試算に対し、「本当にこんな数字
で済むのか」など疑問の声が上がったと報じました。
そんな中、タイムリーな「つどい」。参加者からは、「鈴木先生の笑いの壺満載、
TPPの裏話を含めての講演に、勇気が沸いた」「批准阻止の闘いに頑張る!」と
決意があふれました。批准阻止!へ、国民の声に耳を傾けない安倍政治は
許せない!気合いを入れて頑張りましょう!
2016年2月11日木曜日
合流注意・逆走注意
畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」
本会議場で自民党席からのヤジがすさまじいのは日常的
なのですが、先日は公明党議員が日本共産党の「学費
値上げ」プラスターについて“事実と違う”などと予算委員会
で取り上げました。おおさか維新は改憲を安倍首相に呼び
かけ、北海道では新党大地が“共産党と共闘できない”と
自民党候補を支援。
二大政党制や第三極の流れは日本共産党を前進させ
ないための“仕掛け”でした。しかし、それらが破たんして
日本共産党の議席が増えたなか、昨年は戦争法案の廃案をと市民と野党の共同も広がりました。政府・与党が危機感を覚えたのか、今の国会の
動きは「数を頼み」に突破しようとする動きに見えます。
なりふり構わず多数を獲得しようとする安倍政権のねらいは、年頭から強調してきた
憲法を変えることにほかならないでしょう。憲法を壊す安倍政権の勢力か、憲法に
もとづく国民と野党の共同か――通常国会で、その姿がハッキリしてきました。
高速道路に乗ったら見える「合流注意」の看板のごとく安倍政治への危ない
合流ですが、加えて憲法破壊という「逆走注意」の看板も見えてきます。
衆院道五区補選と参院選は、日本の岐路を問う重要な選挙となります。
安倍首相の答弁には、ごまかしが見られます。この間の論戦で日本共産党はその
一端を暴いてきました。ぜひとも国会の議論を見てほしい。新しい政治をつくろうと、
議員団はみな本気で立ち向かっています。
2016年2月4日木曜日
いわぶち友のかけある記
いわぶち友 日本共産党福島県委員会常任委員
参院比例予定候補「北海道・東北」
「安全神話 繰り返すな」
「あまりにひどい」という言葉が早くも今年の流行語
に !?と先日の「潮流」に書かれていました。どこでも
甘利問題への怒りが寄せられます。
こんな大臣にTPP(環太平洋連携協定)という重要な
問題の交渉を任せていたとは。徹底した真相解明は
もちろん、安倍首相の任命責任も問われています。
しかも経済再生大臣になったのは石原伸晃氏です。
環境大臣だったときに、原発事故にかかわって、中間
貯蔵施設の建設をめぐり「最後は金目でしょ」と言った
ことは忘れることができません。結局国民より「金」の
安倍政権にこれ以上国民の命もくらしも任せておくわけにはいきません。
安倍政権は1月29日、国民の反対の声をふみにじり、地元住民の声を聞くことなく
福井県高浜原発の再稼働を強行しました。さっそくふくしま復興共同センターの
みなさんと抗議の街頭宣伝を行いました。道行く方が「絶対反対」「福島が置き去り」
と声をかけていきます。
原発事故で全町避難をしいられ浪江町の馬場町長との対談が「女性のひろば
3月に掲載されていますが、町長の言葉が思い出されます。「私自身が安全神話に
どっぷりとつかっていた。猛省している」と。安全神話を繰り返してはなりません。
(しんぶん赤旗 2016.2.4 掲載)
2016年2月3日水曜日
「道民の足」を担う自覚はあるか
森つねと 道国政相談室長
「かけある記」
JR北海道の事故が後を絶ちません。昨年12月27日の
早朝、旭川市に隣接する鷹栖町のJR函館線・嵐山トン
ネル内で火災が発生。鎮火まで約7時間を要しました。
この問題で先月、畠山和也衆院議員、真下紀子道議と
ともに現地調査に入りました。
氷点下20度近くまで冷え込んだこの日、トンネル脇を流
れる石狩川には川霧が発生していました。事故当時も
寒空のもと、代行バスを待つ利用客の長蛇の列がで
たといいます。
現場に近づくと、トンネル入口の上部に黒いススの跡がくっきりと残り、事故の大きさを物語っていました。もし火災が日中の営業時間に発生していたら…と考えると、ぞっとします。
JR北海道の担当者によると、事故原因は調査中としながらも、
電車に電力を供給する架線とつららが接触し、トンネル内壁に貼られている
ポリエチレン製断熱防水板に漏電した可能性に言及しました。
新幹線のトンネルには建設時に防水工事が施されていますが、旧来のトンネルでは
安価で燃えやすい断熱防水板を後付けしているのが現状です。一方、全道176の
同社のトンネルで、火災を想定した訓練が進んでいないことも明らかになりました。
JRの担当者は説明のなかで、事業範囲の「『選択と集中』が必要」だと述べ
ました。「選択」というのなら、道民の足と安全を選んでほしい。新幹線の延伸を
優先し、地方路線を切り捨てるなら本末転倒です。
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