2016年2月17日水曜日

TPP批准阻止へ


紙智子 参院議員
 「国会かけある記」

 21回目となる「食と農のつどい」が2月11日、十勝・
音更町で開かれました。町長をはじめ300人が参加
しました。20年の歴史と党の地道な活動を感じます。
TPPは今年2月4日に、12ヵ国の「署名式」が行われ
ました。「TPPのたたかいはこれから」と題して、
鈴木宣弘先生が講演。私からは安倍政権の暴走政治
と国民の闘い、国会論戦など「国会報告」をおこない
ました。
 TPPの「大筋合意」発表後、安倍政権は、協定文書を公表する
前からTPP大綱や影響試算なるものをだして、「農業への影響は
小さい、国内対策をするから大丈夫」などと、大丈夫論をふりまき、
総理は国民の理解が広がっているとも言いました。
 しかし、帯広市で9日、農水省が「農政新時代」キャラバンと題して
説明会を開きましたが、地方紙は自治体や農業関係者からは「TPP発効までの道筋が
はっきりしていないのに国はなぜ対策を急いでいるのか?」、農産物の生産額が
約1300億円~2100億円減少するという政府の試算に対し、「本当にこんな数字
で済むのか」など疑問の声が上がったと報じました。
 そんな中、タイムリーな「つどい」。参加者からは、「鈴木先生の笑いの壺満載、
TPPの裏話を含めての講演に、勇気が沸いた」「批准阻止の闘いに頑張る!」と
決意があふれました。批准阻止!へ、国民の声に耳を傾けない安倍政治は
許せない!気合いを入れて頑張りましょう!