2016年8月9日火曜日
共闘の力の新たな幕開け
紙智子 参院議員
「国会かけある記」
参議院選挙での当選者を迎えて、新しい国会が始まりま
した。日本共産党は、市田忠義、大門実紀史、田村智子
参議院議員に、新たに岩渕友さん、武田良介さん、山添
拓さんの三人が加わりました。初登院を衆参の国会議員
でむかえました。再会を喜ぶ顔、新たな意欲と決意に満ち
あふれた顔。初登院ならではの風景です。
共産党の控室前を、激戦を勝ち抜いた野党統一候補が
通ると、誰ともなく拍手がわき起こり歓喜の輪に包まれま
した。野党と市民の共闘の力の新たな幕開けです。
日本共産党参議院議員団は、非改選の議員を含め
11名から14名に増えたことで、発言力が増します。三年前は
8人当選し、6人から11人に増えたことで、すべての常任委員会に委員を
配置できるようになりましたが、それに加え、財政金融委員会、経済産業委員会、
環境委員会には、二人ずつ委員を配置できるようになりました。
また、予算委員会や憲法審査会にも今までの二人から三人の委員を配置できる
ようになりました。控え室の大きさも、さらに大きくなります。参議院議員団は新たな
三人の個性や、多彩な活動を加え、より豊かで力強いものになるのではないかと、
期待が高まっています。
安倍政権は、いよいよ憲法審査会を動かそうとしています。TPP特別委員会も、
継続となっていましたが、再開されることが予想されます。恐れることなく、国民・
市民運動との共同を発展させ、立ち向かっていく決意です。