2016年10月12日水曜日

机の下で拍手


岩渕 友 参院議員
 「国民の願いを胸に」

 当選後初の本格的な論戦の場となる臨時国会が始まりま
した。参議院本会議での市田忠義副委員長の代表質問。
福島第1原発の汚染水対策で、安倍首相の「汚染水は完全
にブロックされている」「コントロールされている」という答弁に
議場がどよめきました。与党席からこんなヤジが。「反原発
に何を言ってもしょうがない」。「再稼働反対」はいまや国民
過半数の願いです。「この声に背を向けるのか!」と怒りで
いっぱいです。
 戦争法をめぐる問題では、11月に南スーダンへPKOで
派遣予定の青森の自衛隊を中心とした部隊から具体化が始まろうとしていることを取り
上げ、「人様のわらしさ(子どものこと)犠牲にする安倍首相はゆるせねえ」と、
自衛隊員の家族や関係者からの声を紹介しながらの追及。
青森では党が独自の署名とポスターで運動を広げ、戦争法廃止2000万署名は
先日1580万人分が国会に届けられました。
 運動と国会論戦を結んでさらに安倍政権を追いつめなければなりません。
あらゆる分野に及ぶ安倍政権の暴走を鋭く追及する質問に、野党席からも声援が
とびました。質問後に話しをしたある野党統一の議員から「思いっきり応援すること
はできなかったけれど、机の下で手をたたいていました」と声をかけられました。
 私はいま初質問の準備中。みなさんの声を安倍政権にしっかりぶつけるように
がんばります。
                    (しんぶん赤旗 2016,10.9掲載)