2016年11月9日水曜日
福島の願いをぶつけた
岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」
初めての質問を無事終えることができました。参院経済
産業委員会での大臣所信に対しての質疑。国会議員が増え、
委員が2人になったことで質疑時間も大きく増えました。
テーマは「福島原発事故をめぐる避難指示解除と賠償の
問題について」。最後にオール福島の願いである第2原発
廃炉と原発ゼロの政治決断を求めました。避難指示の解除
が次々進められていま
すが、住民の不安や実態に寄り添ったものではありません。
賠償をめぐっては値切りや打ち切りが進められ、農林業の損害
賠償も打ち切りとしか思えない案が示され、関係団体から撤回の
声があがっています。東京電力に対して賠償打ち切りをやめるよう厳しい
指導を迫りました。
質疑後、世耕弘成経産大臣から「決まった答弁しかできなくて…」と声をかけられ
ました。大臣が準備された答弁に終始したのは福島の深刻な実態を否定できない
からに他なりません。
国会はTPPをめぐって緊迫した情勢です。山本有二農水大臣の国会軽視の相次ぐ
暴言、徹底審議せずに強行しようとする安倍政権は許せません。畠山和也衆院議員を
先頭に、TPPの危険性をさまざまな角度から明らかにする論戦が行われています。
国会前では連日座り込みが行われ、議員会館にも聞こえる抗議の声が背中を押して
くれています。TPP批准を許さない!みなさんとがんばります。
(しんぶん赤旗 2016,11,6掲載)