2017年7月11日火曜日
訪問して国会報告・懇談会
紙智子 参院議員
「国会かけある記」
東京都議選で厳しい審判を受けて、安倍政権は、まともな
反省をすることなく「信頼を回復する」といって首相はG20
に出かけました。はじめにしたことは、日欧EPA(経済連携
協定)の大枠合意です。誰との信頼でしょうか。日本国民
にはいっさい情報も出さず、関係者への説明もなく、影響
試算も出さず、一方的に合意内容をおしつけようというので
しょうか。相変わらず、国民の声を聞くつもりがない安倍
政権に、ますます国民の批判は高まるでしょう。
北海道で5,6日と、畠山和也衆院議員、岩渕友参院議員
とともに、国会報告・懇談会をしました。これまでは集まってもらいましたが、
一人5分程度しか話せないことから、今回は新しい試みとして、こちらから訪問し、
許される時間で意見交換しました。9つの民主団体と党道議団に加え、農業、漁業
団体、消費者団体などです。どこでも歓迎していただきました。私たちも、
それぞれの団体が抱える切実な課題を受け止めながら、要求に基づく活動の大事
さを痛感しました。
今回初めて懇談した北海道獣医師会では、「獣医師の偏在」について、「産業
動物の多いところは、人が少ない地域であり、そこでの定着を考えると、生活の
ギャップを埋めたり、配慮する必要がある。偏在の解決のためには、こうした条件
整備と教育水準を上げるための教授の配置など、既存大学での充実が大事だ」と
話してくださいました。対話の幅を広げ国会活動に生かしたいと思います。