紙智子 参院議員
「国会かけある記」
残暑が残る9月の午後、日差しは強く、熱い秋のたたかい
を予感させるかのように、じわりと汗がにじみます。
「市民と4野党の共闘で安倍政権にレッドカードを!」と、
4野党が勢ぞろいした共同演説会がJR新さっぽろ駅前で
行われました。
「野党は共闘」のプラカードを持った皆さんが次々と集
まり、熱気が伝わってきます。昨年4月の衆議院5区の補欠選挙で始まった共同
が発展しています。
自由党の森ゆうこ参議院議員、民進党の池田まき道五区総支部代表、社民党道連の
豊巻絹子副代表、そして戦争させない市民の風・北海道の上田文雄共同代表、
日本共産党の私が、訴えました。
昨年参議院新潟選挙区で自民党を打ち破って勝利した自由党森議員は、「市民
と野党の共同は、選挙の時だけでいいわけではない、国民のための政治に変える」
と訴え、民進党池田さんは、「庶民のための政治は私たちが作る。中央で何があろ
うとも、地方で庶民の命を守れるように責任をもつ」と、社民党豊巻さんは「立憲
主義を破壊する安倍政権を許さないため力を合わせよう」と、市民の風上田さんは、
「国の進路を決めるのは我々国民。戦争法を廃止、改憲を阻止するために市民と
野党の共闘が大事」と訴えました。
野党の中で離党騒ぎなどいろんな動きはありますが、政治を動かしているのは
市民の力、国民の運動であり、揺るがない共同を求める動きが歴史を開いている
ことを感じました。