2018年1月10日水曜日

憲法を生かす政治へ


岩渕 友 参院議員
「新年の決意」

 新年あめでとうございます。みなさんは新しい年をどんな
思いで迎えられたでしょうか。
 年末、安倍9条改憲阻止3000万人署名をもって歩き
ました。「父を戦争で亡くした。父のことは何も覚えて
いない。戦争だけはダメ」といって署名をしてくれる方
など、こうした平和への思いが憲法を守る力になってきたの
だと感じました。
 街頭では「戦争になったら行くのは自分たちの世代。9条
守りたい」といって、学生さんが自ら署名してくれました。
 アベノミクスで国民のくらしは良くなるどころか悪くなるばかり。社会保障や生活
保護が削られようとしています。こんな政治は終わらせて、憲法をくらしにいかす
政治の実現へ。多くの方々と力を合わせ、改憲発議を許さない運動を広げたいと思い
ます。
 東日本大震災と原発事故から7年目を迎えます。
 広島高裁が伊方原発の運転差し止めを命じる決定を行い、生業(なりわい)訴訟
では国と東京電力を断罪する判決が下されました。原発ゼロを願う運動が確実に前進
を築いています。エネルギー基本計画の見直しが進められていますが、原発ゼロと
再生可能エネルギーへの転換実現のためにも運動を広げたい。
 「安倍政権じゃダメだ。野党が力を合わせて頑張ってほしい」という声がどこでも
寄せられています。市民と野党の共同を広げ、新しい政治の実現へ全力を尽くします。
               (しんぶん赤旗  2018.1.7掲載)