2018年3月7日水曜日

原発ゼロが重要な焦点


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から間もなく
7年を迎えます。
 福島県内には、全国の支援をうけて設置している日本
共産党の被災者支援センターが4カ所あります。
先日、そのセンター発行のニュースが届きました。
「復興住宅に住む方から『すきま風が
入ってくる』などの相談があり、県議とともに訪問。
県へ実態を調査するよう求めた」とありました。
早速センターに連絡をすると、「県が実態調査を始めた」
が、「結局、原発事故で誰も責任をとっていない。これが問題だ」と訴えられ
ました。判決が相次ぐ原発訴訟では、国と東京電力を断罪する判決が出されて
います。加害者が原発再稼働を進め、福島切り捨てを進める。こんなことを
許すわけにはいきません。
 3月4日、東京で「原発ゼロの未来へ 福島とともに 3.4全国集会」が
行われ、日本共産党からは志位委員長があいさつ。さらに「原発ゼロ・自然エネ
ルギー推進連盟」会長の吉原毅城南信用金庫相談役がメインスピーチを行い、
会場は大いに沸きました。原発ゼロが国会でも重要な焦点になっています。
原発事故後、「再稼働反対!」と声をあげ続ける全国の草の根の運動は、確実に
政治を動かしています。このことに私自身、どれほど背中を押してもらって
いるか。そのことを改めて感じる集会に元気をもらいました。
 脱原発、再生可能エネルギーへの転換は世界の流れです。原発即時ゼロのため
に全力を尽くします。