2018年7月4日水曜日

道内どこでも「カジノはいらない」の声を


畠山和也 前衆院議員
「かけある記」

 今月は党創立の記念の月。「アカ」「非国民」と言われて
いた時代とくらべて、自由にモノを言えるようになったのは
先輩のがんばりがあったからこそ。私も次の世代に、しっ
かりバトンを渡せるようにと思う日々です。
 国会では「働き方改革」やTPPに続いて、カジノ解禁
法案の採決へ突き進んでいます。政府は「主な対象は外国人
観光客」と言っていましたが、誘致に立候補している
苫小牧市の報告では、札幌を中心に道内客が33%、
道外と合わせて約7割が国内客です。ことは苫小牧だけの
問題ではありません。
 その苫小牧市では今月1日、市議補欠選挙がありました。ハッキリと「カジノ
反対」を掲げた日本共産党の原けいじ候補が、定数2のなか当選しました。
自民党のある方からも「安倍政権を続けさせてはダメ」と電話も入ったそうです。
ウソとごまかしだけでなく「もうかるためなら何でもいい」という安倍政権の
姿勢は、もはや政治的退廃の極み。本気で変えるため、今ががんばり時と思って
私も全道をまわりたい。
 国だけでなく高橋はるみ知事も、日本共産党道議団へあいさつに来た際に
「カジノはやりますから」と言い残していった有名な逸話があります。人の不幸
を土台に稼ぐような北海道より、おいしい食材と雄大な自然のもとで、みんなが
幸せになれる北海道こそ進むべき道。来年の地方選・参院選で、カジノを進めた
ことを後悔させるような結果を出しましょう。