2019年12月7日土曜日

命の平等を守る


畠山 和也 前衆議院議員
「国民の願いを胸に」

 北海道内どこでも不満の声が聞かれる「桜を見る会」疑惑。ある新聞記者は「このまま幕引きなんておかしいですよ」と述べ、宣伝では「もっともっと言って」と怒り心頭という方から声をかけられました。安倍首相の逃げ切りを許さない世論を大きくするため、北海道でも頑張ります。
 いま各地で心配されているのが公立・公的病院の再編統合問題。名前をあげられた病院や自治体を回ると「地域医療に必要な病院です」「国は北海道の広さや気象条件をわかっていない」と、厳しい声が次々出されました。
 加えて渡島(おしま)管内八雲超町では国立病院の機能移転計画が大問題に。発表された患者の移送計画案では、函館までは休憩なし、札幌までも高速道路のサービスエリアで1回の休憩のみ。筋ジストロフィーや重症心身障害の患者がこれだけ長距離を移送されるのは、全国でも例がないようです。
 移送だけでも大きなストレスと不安がつきまとい、これまでの生活環境が大きく変わることも心配です。八雲病院労働組合の調査では3分の1の職員が引っ越すことができないもと、同じ医療を続けられるのでしょうか。不安は尽きません。
 日本という国に「命の平等」との考えはなくなったのか。自分の講演会や「お友達」ばかり優遇する安倍自公政権をかえなければと、心から感じる毎日です。