紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
疑惑を隠したい安倍政権と疑惑究明を求める野党との綱引きが続いたまま臨時国会(第200回国会)が閉会日を迎えました。
安倍政権のモラル破壊、税金と公文書の私物化は歴代自民党政権でも最悪です。公明党は最悪の政権を支えています。
国会審議も真摯に議論する姿勢は見られません。教員の変形労働制の導入や日米貿易協定の国会批准など、重要法案の審議でも、審議の前提となる、資料、情報も出さず、採決を強行するという議会運営をめぐっても、安倍政権の異常さを浮き彫りにしました。
7日に憲法とくらしちかほ実行委員会が、札幌地下街歩道で開催した「憲法とくらしちかほフェス」に参加しました。さっそく質問が出されました。公立学校の教員に1年単位の変形労働時間制を適応できるようにする法律案は、そもそも、「恒常的な残業がないこと」が前提であり、現実の教員の労働実態が、時間外勤務を「自主的勤務」として残業代も払われていない事実、時間外労働が発生している学校では、本制度を導入する前提を欠くと、現場からも反対の声が上がっているにもかかわらず、これを数の力で強行した。また、日米貿易協定も「ウィンウィンの合意」などではなく、日本の側の一方的譲歩で、農業を犠牲にし、経済主権も投げ捨てる安倍政権のアメリカいいなりの政治姿勢に、怒りの声が上がりました。安倍政権はが、数の力で通したと思っても、国民の抵抗をとどめることはできません。
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