2020年11月21日土曜日

年が越せない…


岩渕 友 参議院議員
「国民の願いを胸に」
 
 「このままだと年が越せない」。11月上旬、宮城県商工団体連合会で中小業者の方々からお話をお聞きしました。
 
 「一度も電話の鳴らない日が続いている」という民宿、「うちのような店は優先順位は最後。売り上げは半分以下。お客さんのために続けたいが大変」というエステ店、「店が廃業し、店主が妻子を残していなくなった。生きるか死ぬかの状況になっている」など、実態が次々寄せられました。
 一昨日、全国商工団体連合会のみなさんと持続化給付金、家賃支援給付金をめぐって中小企業庁との交渉を行いました。申請期間が2カ月を切り、年末にむかって資金繰りが厳しくなるなかで、支給されなければ事業が継続できないと、広島や兵庫などからも事業支者の方々が駆けつけました。
 この声になぜ政治はこたえないのかと、怒りがこみ上げます。
 福島市の福島大学前で行われたフードバンクに、相談員として参加しました。開始から学生さんが集まり、寄せられたお米や野菜、インスタント食品などが、あっという間になくなりました。
 「バイトが減らされ、親に負担をかけていることが申し訳ない」「就活もリモートで、就職できるか心配」など、不安な思いが相次いで寄せられました。
 コロナ感染がさらに広がる中、国民に自助を迫るのだはなく、命とくらしを守ることが政治の責任です。支援の継続と拡充を政府に迫り続けたいと思います。


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