「国民の願いを胸に」
畠山 和也 前衆議院議員
進学や就職の季節になりました。わが家でも上の子が高校進学です。授業料や制服・ジャージなど、改めて日本は教育費がかかる国だと実感します。
旭川市で先日、若い世代向けの街頭アンケートを呼びかかけた際、私が聞けたのは大学生や専門学校生が多く、政治への要望では、全員が「学費を半額に」との項目をチェックしました。家賃補助や就職活動への支援など、「やばい。全部あてはまる」と笑って書いている学生もいました。
その「つどい」でも、母子世帯という学生は給付制奨学金を受けられるようになったものの、貸与制の時より金額は減ったと言います。「リモート講義が続き、精神的に参りましtあ」と嘆いた大学1年生が「あそこに書いてあるのが一番の願いです」と指差した日本共産党のポスターには「大学の学費を半額に」。どの学生も高い学費に胸を痛めています。
「すべて国民は、法の下に平等であって、…政治的、経済的、または社会的関係において、差別されない」。憲法第14条を目にした時、私自身も進学に向けて背中を押されたものです。お金のあるなしで教育を受けることが差別されてはなりません。
学生と話した同じ日に「同性婚禁止は憲法違反」と札幌地裁で画期的判決が出され、14条が改めて輝いて見えました。「法の下の平等」が日本のすみずみに貫かれたら、どれだけ生きやすい国になるでしょう。希望をもって頑張りたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿