2021年8月25日水曜日

#高すぎるだろ札幌 キャンペーンに連帯

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


 8月は平和について深く考える特別の月です。6日、9日は、広島・長崎に原子爆弾が投下された日、15日は終戦(敗戦)記念日。くり返し歴史を思い起こし、「戦争させない」誓いを胸に刻む日です。

コロナ禍のもとでの76回目の終戦記念日は札幌市白石区の街頭演説会に参加。佐藤綾市議の司会で、総選挙の比例予定候補である、はたやま和也前衆議院議員、伊藤りち子3区国政対策委員長とともに訴えました。

人災ともいえる新型コロナ感染症の拡大によって、人の命を危険にさらしてもなんら有効な打開策を示さないばかりか、この危機を改憲策動に利用しようとする菅自公政権に強い憤りを感じながら、秋までに行われる総選挙で、北海道で比例50万票を獲得し政権交代を実現し、新しい政治を切り開らこうと訴えました。

お盆が明けて、民青同盟北海道委員会主催のオンライン企画、「♯学費高すぎるだろ札幌キャンペーン、100人ミーテイング」に参加しました。

学生食料支援で寄せられた声をもとに学費無償化への一歩を札幌から作り出そうという取り組みです。学費が払えず中途退学したり、アルバイトもできなくなり、生活が大変な現状を何とかしたいという思いが語られました。初めは、6人から始まり、ほんとうに100人集まるだろうかと不安だったけど、みんなが声をかけ100人集まった。すごいことです。次は9月10日のツイッターデモを成功させよう!と目標に向かって、意欲満々のみなさんにエールを送りたい。


2021年8月21日土曜日

ネット駆使して連帯

 

紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 8月に民青同盟がオンラインで企画した二つのつどいに参加しました。お盆前は京都大学の民青企画の「持続可能な社会と農業ー政権交代でどうかわる」と題する講演会。教授の講演に続き、自民党農政と党の農業政策を語りました。

 21世紀に入り世界も日本も大きく変化した。リーマン・ショック、東日本大震災と原発事故、そして世界的な新型コロナウイルス感染症。どれも格差と貧困の拡大、環境破壊など、政治と社会のあり方、資本主義が根本から問われ真剣な見直しの議論が始まっている。食料・農業では持続可能性と家族農業・小規模農業の役割に光が当たり、世界で大きな変化が生まれている。この流れに逆行する自民党農政、日本の食料・農業政策をどう転換するかが喫緊の課題だと、語りました。

 感想が寄せられました。「生きるうえで欠かせない農業を金もうけの道具にするのではなく、どう社会の共有財産にしていくかが重要だ」「市場原理が農業の世界にまで露骨に介入しており、これによって農業の継続が困難になっているとわかった」「消費・食という視点から農業に連帯できるという指摘は新鮮だった」等です。真剣さを感じました。

 もう一つはお盆明けの企画。北海道の民青企画「学費高すぎるだろ札幌キャンペーン」100人ミーティングです。6人から出発してほんとうに100人がネットでつながるってすごい。コロナ禍でも、ネットを駆使した連帯の広がりを実感しました。

 

2021年8月16日月曜日

今こそ国民の苦難軽減を

 

畠山 和也 前衆議院議員

「かけある記」


22日は根室市議選の投票日。2人の党市議団を再び勝ち取らせてくださいと、私も応援に駆けつけました。来月から佐呂間町・遠軽町・八雲町と町議選挙が続き、新人への交代や定数削減という厳しい選挙戦となります。10月には「核のゴミ」文献調査の撤回へ道をひらく、寿都町長選挙もたたかわれます。総選挙勝利と一体に、ぜひ全道からのご支援をお願いします。

コロナ感染の拡大で、亡くなられた方や入院して苦しまれている方、自宅療養をせざるを得ない方なども増え、そのご家族にとっても不安な日々のはずです。政府は感染者を「原則自宅療養」としましたが、病状急変への対応は現場まかせ。お盆の帰省や旅行は控えてといいながら、五輪に続きパラリンピックも開催予定と矛盾だらけ。会見の場で記者に問われて声を荒げた菅首相に、まったく国民の苦しみは見えていません。本当に腹立たしい。

「それまで共産党と距離を取っていた人が、困りごとがあったら相談に来るんですよ」。一昨年、上ノ国町で川島町議が初当選し、町民との結びつきが強まっている様子を「つどい」で聞きました。国民を突き放す菅首相とくらべて、どの町でも住民の声に耳を傾け、苦難解決に力を合わせている日本共産党の、とりわけ先頭に立っている地方議員や党支部の姿が光っています。

来週には全道の地方議員といっしょに、道や国の出先機関などへの交渉があります。今こそ草の根の党の力で、国民の苦難軽減を!

 

2021年8月7日土曜日

居酒屋のメッセージ

 

畠山 和也 前衆院議員

「国民の願いを胸に」


 札幌市で競歩・マラソン協議が始まる前日の4日、道労連などの「いのちまもる緊急行動」に参加しました。「重症者以外は原則自宅」と菅首相が表明した直後だけにどのスピーチも怒り爆発、不満は拡大、そして政権交代を!との熱い思い。「国民の命を守らない菅首相は辞めて」「自宅は病院じゃない。勝手なことを管さんたち官僚は言わないで」ともう我慢なりません。

 マラソンのテスト大会が行われた今年5月の連休。連休前から感染者が増えていたのを知りながら実施し、その後の「第4波」で北海道は全国一の感染者数を記録する日がありました。先日の競歩でも沿道に人だかりができていて、今後が心配になります。もはや成り行き任せの菅首相を一刻も早く代えたい。

 ある居酒屋の前を通ったら、こんな手書きのメッセージが。「居酒屋は食事やお酒だけを出す場所ではなく、日々疲れている皆様の心を癒し、毎日笑顔を絶やさない為(ため)の場所だと思っています」。一休みした顔で食事をするお客さんの顔を思い出した、食堂の息子として育った私。店主さんにも、ご家族がいるかもしれません。改めて菅首相の無策ぶりに腹が立ってきました。

 明日の命や商売を心配している方々の力になれるように。医療・介護・福祉など、献身的に命を支えている現場を守れるように。感染した方やご家族の苦しみに寄り添える政治こそ。いまこそ「国民の苦難軽減」に力を尽くしたい。

2021年8月5日木曜日

#今からでも五輪中止の決断を #コロナ対策に全力を

 

岩渕 友 参議員議員

「国会かけある記」


総選挙勝利にむけて、紙智子参院議員と北海道入り。畠山和也前衆院議員を先頭に、それぞれ地域のみなさんと活動しました。私は、札幌市東区、小選挙区3区で伊藤りち子(比例重複)予定候補、9区で松橋ちはる予定候補と活動しました。新型コロナウイルスの新規感染者が東京で4000人、全国でも1万人を超え、北海道にもまん防が適用されることになりました。さらに道内で記録的な暑さが続くなか、「こんな暑いのに本当にマラソンや競歩をやるの?しかも、感染が広がるのではないか心配」という訴えや、ワクチンのこと、くらしの問題などが怒りとともに寄せられました。

 札幌市白石区では伊藤りち子さんと、新しくできた「居酒屋の灯を消すな」というポスターを持って居酒屋を訪問。消費税増税などで大変だったところに、長引くコロナ禍で、閉店している店もあります。苦境のなかで事業を続けてきたお店も、「1日3人くらいしかお客さんが来ない」「カラオケ好きのお客さんも来なくなった」「売上が落ちた」など切実な実態が寄せられました。今からでもオリンピックは中止して、コロナ対策に全力を尽くすことは待ったなしです。

室蘭での若者とのつどいで、どんな社会にしたいか、みんなで画用紙に書いて発表しました。一人ひとりの命が大切にされる社会にしたい。命を大切にできない菅自公政権を終わらせて政権交代を実現する総選挙に。日本共産党を大きくするときだと改めて決意しています。