松橋 ちはる 党道委員会国政相談室長
「かけある記」
3月8日は国際女性デーでした。
最も身近な性暴力でありながら、これまで政治の問題になってこなかった『痴漢』に多くの被害者が泣き寝入りを強いられています。
党北海道委員会は4月末まで『痴漢被害アンケート』に取り組んでいます。寄せられた声をもとに北海道、札幌市、道警、公共交通機関などへ対策強化を要請する予定です。
党東京都委員会ジェンダー平等委員会が行った『痴漢被害アンケート』に1435人の方から回答があり、生活のさまざまな場面で特に女性が繰り返し被害にあっているということもわかりました。3割の女性が10代以下、子どものときから被害にあっているとのこと。
被害後も後遺症に苦しみ、学生は電車に乗れなくなり不登校や中退、働く世代は転職や転居を余儀なくされた人もいました。
痴漢行為が被害者に対し深刻な精神的、肉体的苦痛を与え、その後の人生にも恐怖や嫌悪感などのトラウマとして残ることになる。『痴漢は犯罪』ということを周知することが必要です。
子どものときからの性教育のあり方が問われています。公教育で子どもの年齢や発達に応じた性教育を導入すべきです。
女性の権利向上やDⅤ被害者の相談を受けている団体との懇談を、いわぶち友参議院議員とおこなってきました。日本でジェンダー平等社会を求める運動は始まったばかり。個人の尊厳と命を大切にする政治に切り替え、性暴力のない社会の実現をすすめます。
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