岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
コロナの感染拡大、物価高騰、国葬問題、統一協会と自民党との癒着が次々明らかになるなど、審議しなければならない問題が山積みなのに、臨時国会がたった3日間で閉会。閉会中審査は、衆議院の厚生労働委員会でごくわずか、国葬問題を岸田首相が出席できない日程で行おうとするなど、政府は国民に対してまともに説明しようとしていません。野党は衆参で国会を召集するよう求めており、岸田首相はこれに応えるべきです。
北海道や東北、全国で続く大雨被害は深刻です。北海道の農業被害については、紙智子参院議員が調査を行っています。私は東北の各地で被害調査を行っています。何度も被害が発生している河川や、「改修を行っているところだったのに」というところも多くあります。河川改修が災害の頻度や規模に追いついていません。気候危機対策は待ったなしです。
記録的な大雨が何度も降り続けるなかで、「片づけ途中だったところにまた浸水。田んぼも水びだしで今年の作柄は期待できない。このままでは地域がだめになる」「高齢だしお金をかけて畳の交換なんかできない。板をひけばそれでいい」という話も聞き、被災された方々がどんな思いでいるのか胸が痛みます。
安心して生活を再建できるだけの支援、どの分野でも心が折れることのないような支援を十分に行う必要があります。地元と連携しながら国に対策を求めます。
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