2022年9月29日木曜日

ジェンダー平等の日本へ

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


 

 党のジェンダー平等推進委員会が開かれました。取り組む分野は、慰安婦などの国際人権問題、選択的夫婦別姓など民法改正にかかわる問題や性暴力、ハラスメント、DV、女性の貧困と格差是正(均等法、選択議定書)、女性の政治参画、LGBTQ、リプロダクティブ・ライツ、周産期支援などです。テーマごとに担当者から取り組みの状況や課題を出し合い、議員団で共有します。

 女性の政治参画では、今回の参議院選挙で女性議員の割合が過去最多の25・8%(党は2議席で50%)になりました。衆議院は9・9%(同2議席20%)。地方議会は女性議員の割合は15・1%(42%)です。日本共産党の健闘があるものの、議員を増やし活動の幅を広げたいと思います。

 また、同性パートナーシップ条例・制度を持つ自治体は2019年に党が提言を発表した時点で20自治体だったのが、3年間で200増え、全国で224に広がっていることがわかりました。

 性暴力では元自衛官の五ノ井里奈さんの勇気ある告発に対して、日本共産党を含む野党4党が防衛省に調査を申し入れ、防衛省・自衛隊全隊員の監察の実施、有識者会議設置の設置が指示されました。藤田文「女性のひろば編集長」から、統一協会をはじめ、ジェンダー平等へのバックラッシュ(揺り戻し)の動きについて、「女性のひろば」11月号で特集を組んでいることが報告されました。今後の活動に生かしたいと思います。

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